2015年08月23日
コミュニケーションスキル
臨床でご活躍されている皆さん、
突然ですが、患者様に対して
下記のような声掛けをされていませんか?
「〜してください」
「〜しないと駄目ですよ」
「〜した方がいいんじゃないですか?」
「〜しないと今後〜ですよ」
「〜という根拠があります」
「あなたは間違っている」
医療従事者、又はセラピストとして
患者様への接し方は
必ず頭を悩ませる要因の一つだと思います。
私も↑のような声掛けはついつい
してしまいます(苦笑)
これらは意味的にはそれぞれ、
「指示・命令」「アドバイス」
「説教」「否定・批判」に相当します。
このような否定的側面が
強い接し方の正否は患者様の個別性と照らして、
議論の分かれるところでしょう。
しかしながら、患者様のニーズを
引き出したり、モチベーションを向上させる
という観点においては少なくとも
寄与しないと私は思います。
そこで私が臨床上重視しているスキルが
「傾聴」と「リフレーミング」です。
下記箇条書きにて詳細を挙げます。
◎傾聴
@話しやすい環境構築(個室での対応)
A話すよりも聴くことに比重を置く。
B相手の話を遮らず、最後まで真剣に聴く。
C言語以外の非言語面(視線を合わせる等)も重視。
D自分が理解しているか、反復して確認する。
E相手の考えを否定せず客観的に捉える。
F沈黙があっても受け入れる。
Gうなづきや、要約する等、相手と調子を合わせる。
◎リフレーミング(re-framing)
⇒心理的な出来事の枠組み(フレーム)を
別の視点から見てみること。
@フレームを変えると「意味」が変わる。
A「意味」が変わると、「反応」と「行動」が変わる。
B「より広い自由な選択肢」が与えられる。
C人生のあらゆる出来事に「プラスの意味」が生じる。
【例】いい加減⇔おおらか ・こだわらない ・寛大な
疑り深い⇔用心深い・リスクを管理が上手
特にリフレーミングについては
NLP(神経言語プログラミング)技法の一つで、
拒否的な患者様に当たった時に、
希望や可能性といった「気づき」を与えられる
大変有用なスキルだと思います。
また、他者との接し方のみならず
精神的に落ち込んでいる
自分自身であっても、考え方次第で
ポジティブになれるというものですから、
簡便で汎用性がとても高いといえます。
コミュニケーションで必要なスキルは
本日紹介したこの限りではありませんが、
セラピストが自身の価値観のみで
独りよがりになる事無く、
相手を理解し、肯定〜尊重してあげて
支援の充実を図る一助になればと思います。
突然ですが、患者様に対して
下記のような声掛けをされていませんか?
「〜してください」
「〜しないと駄目ですよ」
「〜した方がいいんじゃないですか?」
「〜しないと今後〜ですよ」
「〜という根拠があります」
「あなたは間違っている」
医療従事者、又はセラピストとして
患者様への接し方は
必ず頭を悩ませる要因の一つだと思います。
私も↑のような声掛けはついつい
してしまいます(苦笑)
これらは意味的にはそれぞれ、
「指示・命令」「アドバイス」
「説教」「否定・批判」に相当します。
このような否定的側面が
強い接し方の正否は患者様の個別性と照らして、
議論の分かれるところでしょう。
しかしながら、患者様のニーズを
引き出したり、モチベーションを向上させる
という観点においては少なくとも
寄与しないと私は思います。
そこで私が臨床上重視しているスキルが
「傾聴」と「リフレーミング」です。
下記箇条書きにて詳細を挙げます。
◎傾聴
@話しやすい環境構築(個室での対応)
A話すよりも聴くことに比重を置く。
B相手の話を遮らず、最後まで真剣に聴く。
C言語以外の非言語面(視線を合わせる等)も重視。
D自分が理解しているか、反復して確認する。
E相手の考えを否定せず客観的に捉える。
F沈黙があっても受け入れる。
Gうなづきや、要約する等、相手と調子を合わせる。
◎リフレーミング(re-framing)
⇒心理的な出来事の枠組み(フレーム)を
別の視点から見てみること。
@フレームを変えると「意味」が変わる。
A「意味」が変わると、「反応」と「行動」が変わる。
B「より広い自由な選択肢」が与えられる。
C人生のあらゆる出来事に「プラスの意味」が生じる。
【例】いい加減⇔おおらか ・こだわらない ・寛大な
疑り深い⇔用心深い・リスクを管理が上手
特にリフレーミングについては
NLP(神経言語プログラミング)技法の一つで、
拒否的な患者様に当たった時に、
希望や可能性といった「気づき」を与えられる
大変有用なスキルだと思います。
また、他者との接し方のみならず
精神的に落ち込んでいる
自分自身であっても、考え方次第で
ポジティブになれるというものですから、
簡便で汎用性がとても高いといえます。
コミュニケーションで必要なスキルは
本日紹介したこの限りではありませんが、
セラピストが自身の価値観のみで
独りよがりになる事無く、
相手を理解し、肯定〜尊重してあげて
支援の充実を図る一助になればと思います。
NLPの基本がわかる本 [ 山崎啓支 ] |
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