リンクのついているもともとの原稿は改定致します。
とても謙虚な人でした。ノーベル賞が決まった際には、有名になることを恐れて受賞辞退を考えていたようです。ただ20世紀初頭の天才達がひしめく中でファインマン、ハイゼンベルク、シュレディンガー等と量子力学を確立します。特に、デルタ関数、ブラケット記法は素晴らしい。多大な足跡を残しました。
ブラケット記法とは日本語で「括弧」の記号を使った表記です。その定式化では
カギカッコ<>の形の 「<」 の部分だけを「ブラベクトル」と呼び
カギカッコ<>の形の 「>」 の部分だけを「ケットベクトル」と呼びます。
非常に分かり易い表現でブラの部分が行列に相当して
ケットの部分がベクトル量に相当するイメージです。
作用した結果のブラ・ケットが固有値を持つ場合に固有状態を持つと表現されます。
ここでのベクトルがヒルベルトベクトル(無限次元に対応)であることが
学生時代の私にとって感動的でした。一瞬にして物理量に対応する状態が
記述された気がしました。
以上、間違い・ご意見は以下アドレスまでお願いします。
時間がかかるかもしれませんが必ず返信・改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/11/15_記
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