2012年03月30日
日銀砲・対投資ファンド用殲滅兵器
今日は「日銀砲」について書いていきます。
「日銀砲」とは簡単に言えば日本銀行が行う直接的間接的な市場介入のことです。
例えば日本円の価値が極端に高騰し円高になったときや投資ファンドによる投機的な動きを阻止するためなどに円売りによる介入を行います。
日本は輸出大国ですから円高が進むと日本経済にとって不利になってしまいます。ですから日銀はそれを止めるために為替介入を行うんですね。
「日銀砲」と呼ばれるきっかけになったのは2004年に行われた大規模な市場介入によるものであるとされています。この市場介入により多くの投資ファンドが殲滅され、その衝撃から「日銀砲」の異名がついたようです。
これだけ聞けば日銀によるただの大きな為替介入に聞こえますが実際はそうではありません。
投資ファンドを殲滅したとまで言われる「日銀砲」の威力は半端ないです。
日銀砲に関して有名な2chのコピペがあります。
====================
日銀上司「いいか、これから1分ごとに10億円づつ円売りドル買い介入を行う」
日銀部下「1分ごとに10億円も?」
日銀上司「そうだ1分ごとに淡々と売り続けるんだ。これから24時間売り続けるんだ。」
日銀部下「24時間ですか?」
日銀上司「そうだ。為替相場に終わりは無いんだ。もちろん交代要員も用意してあるが出来るだけ頑張ってくれ。」
日銀部下「はー、、。でも1分間に10億円だと1日に1兆円以上の資金が必要ですが?」
日銀上司「今、30兆円用意してある。当面はこれを使う」
日銀部下「それを使い切ったらどうするんですか?」
日銀上司「財務省が保有している200兆円もの米国債のうち、比較的短期のものを最大100兆円売って新たな介入資金を作る」
日銀部下「米国債なんか売っちゃっていいんですか?」
日銀上司「円売りで買ったドルで新たに米国債を買い、国庫に返還するので問題は無い。とにかく相手が折れるまで淡々と売り続けるんだ。休んだらヘッジの思う壺だ」
これを35日間続けました。
この結果アメリカのヘッジが2000社倒産しました。
また、行方不明になったり自殺した人も大量にいました。
====================
実際これと同じことが行われていたわけではありませんがこれに近いことが起きていたといえます。実際日銀の為替介入の規模は大きかったですし投資ファンドが次々と倒産したのも事実です。
少し恐ろしい話ですね。
このコピペを見た後だと「日銀砲」という異名もなんか禍々しく聞こえます。
続いていた円高も最近は若干ではありますが円安方向に向かってきました。
しかし、「日銀砲」はいつ炸裂してもおかしくありません。
実際昨年も日銀による為替介入もありましたしね。
これが継続されればそれは「日銀砲」へと化けます。
みなさんも日銀や為替の動きに注目してみてください。日本経済を左右する重要な情報ですから。
以上「日銀砲」についてでした。
「日銀砲」とは簡単に言えば日本銀行が行う直接的間接的な市場介入のことです。
例えば日本円の価値が極端に高騰し円高になったときや投資ファンドによる投機的な動きを阻止するためなどに円売りによる介入を行います。
日本は輸出大国ですから円高が進むと日本経済にとって不利になってしまいます。ですから日銀はそれを止めるために為替介入を行うんですね。
「日銀砲」と呼ばれるきっかけになったのは2004年に行われた大規模な市場介入によるものであるとされています。この市場介入により多くの投資ファンドが殲滅され、その衝撃から「日銀砲」の異名がついたようです。
これだけ聞けば日銀によるただの大きな為替介入に聞こえますが実際はそうではありません。
投資ファンドを殲滅したとまで言われる「日銀砲」の威力は半端ないです。
日銀砲に関して有名な2chのコピペがあります。
====================
日銀上司「いいか、これから1分ごとに10億円づつ円売りドル買い介入を行う」
日銀部下「1分ごとに10億円も?」
日銀上司「そうだ1分ごとに淡々と売り続けるんだ。これから24時間売り続けるんだ。」
日銀部下「24時間ですか?」
日銀上司「そうだ。為替相場に終わりは無いんだ。もちろん交代要員も用意してあるが出来るだけ頑張ってくれ。」
日銀部下「はー、、。でも1分間に10億円だと1日に1兆円以上の資金が必要ですが?」
日銀上司「今、30兆円用意してある。当面はこれを使う」
日銀部下「それを使い切ったらどうするんですか?」
日銀上司「財務省が保有している200兆円もの米国債のうち、比較的短期のものを最大100兆円売って新たな介入資金を作る」
日銀部下「米国債なんか売っちゃっていいんですか?」
日銀上司「円売りで買ったドルで新たに米国債を買い、国庫に返還するので問題は無い。とにかく相手が折れるまで淡々と売り続けるんだ。休んだらヘッジの思う壺だ」
これを35日間続けました。
この結果アメリカのヘッジが2000社倒産しました。
また、行方不明になったり自殺した人も大量にいました。
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実際これと同じことが行われていたわけではありませんがこれに近いことが起きていたといえます。実際日銀の為替介入の規模は大きかったですし投資ファンドが次々と倒産したのも事実です。
少し恐ろしい話ですね。
このコピペを見た後だと「日銀砲」という異名もなんか禍々しく聞こえます。
続いていた円高も最近は若干ではありますが円安方向に向かってきました。
しかし、「日銀砲」はいつ炸裂してもおかしくありません。
実際昨年も日銀による為替介入もありましたしね。
これが継続されればそれは「日銀砲」へと化けます。
みなさんも日銀や為替の動きに注目してみてください。日本経済を左右する重要な情報ですから。
以上「日銀砲」についてでした。