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ハイパーインフレーション(超インフレーション)の超威力

以前の記事で説明したように「インフレ」とは物価(モノの値段)が上昇し続けることです。
これはお金が世の中にあふれて相対的にお金の価値が薄れるからですよね。

では、このインフレが急速に進んでモノの値段が10倍100倍になってしまうようなことはあり得るのでしょうか。
実はあり得るんです。モノの値段が10倍にも100倍にもなるような状態を「ハイパーインフレーション」と言います。

ハイパーインフレになり物価が100倍になったとすると単純計算で銀行預金の価値は100分の1になります。つまり1000万円は10万円の価値しかなくなるということです。

実際にロシアでは1年間の間に物価が100倍になるような事態が起こったことがあります。
この状況下では生活雑貨なども値上がりし食品の値段も何十倍にもなったようです。

世の中にお金があふれるといいましたが一般的にインフレやハイパーインフレになると生活が苦しくなってくる人が出てきます。収入が必ずしも100倍になるわけではありませんからね。
特に「年金」や銀行の預金だけで生活しているお年寄りは生活がかなり苦しくなります。
年金は一定額ですし銀行の預金も物価上昇に伴って総額が増えるなんてことはありません。

ですから、行き過ぎたインフレは良くないんですね。
とはいってもあまり今の日本には関係ないんじゃ・・・と思う人もいるかもしれませんがそうでもありません。財政政策や金融政策を行えばマネーサプライを増加させることは容易です(実際は踏み切りませんが)。

景気対策にはかならずインフレ、デフレの可能性を考えなければならないんです。

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