アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2019年10月23日

御意見無用・花吹雪は御意見ゴム用

今日は御意見無用・花吹雪について

シングル「空想Kiss」のカップリング(B面)曲です。


この曲、C-C-Bの中ではかなり異質です。
C-C-Bをあまり知らない人にこの曲聴かせると「誰の曲?」って訊かれます。

C-C-Bだと答えるとビックリされます。

そりゃあそうですよ。
C-C-Bと言えば、高音ファルセットのイメージですからね。
下手すりゃ女の子ボーカルと間違えられたりなんかしてました。
ああ、だからTOM☆CATと混同されやすいのか。メガネボーカルってだけでなく。


この曲のメインボーカルは、C-C-Bの下半身w ゴム君こと関口誠人さんです。

あの魅惑的な低音ヴォイスは、笠くんのファルセットしか知らない一般人やライトなファンにとっては、C-C-Bだと言われても???になってしまいます。

空想Kissがリリースされた頃はまだ、1985年の晩秋でした。
所謂、C-C-B全盛期のピークに当たる頃です。

この頃はまだ、関口さんがメインボーカルをとるシングル曲はリリースされていないどころか、約半年後にリリースされる「元気なブロークンハート」で有名なフレーズ、「♪ハートブレイクじゃーしょうがないじゃーん」のような、ちょっとだけ歌う曲すらまだ発売されいませんでしたから。

関口さんの担当と言えば当時「Lucky Chanceをもう一度」の「♪あいつはNoNoNo~!」ぐらいしかなかったですからね。
あと「スクール・ガール」の「♪グッバイガール♪」の部分ぐらい?

シングルで関口ボーカルが拝聴出来るのは当時はまだその位でした。
(※ココナッツ時代のシングルは除きます)


コアなファンは当然ココナッツ時代からのアルバム持ってたりするのでしょうけれど、当時はファンの大半は全部はもっていなかったかと思います。
当時のファンの殆どが女子中高生ですからね。お小遣いそんなにもらってないでしょう。(←偏見)


関口ボーカルはメチャクチャ新鮮でした。

この曲は最初から最後までテンポも速く、飛ばしまくる曲です。
男のカラ元気をさりげなくかっこよく歌い上げるゴム君が素敵です。

作詞は松本隆氏。
ドラマ仕立ての脚本を歌詞にする天才です。

そういえば松本隆氏原作の映画「微熱少年」は良かったなぁ。
関口さんも出演してましたね。


車が彼女を呼んでるシチュエーションは霧のミステイクにも見られますが、当時の男はライバルの男も含め、ほぼ車というアイテムを持っているようです。
車がなくっちゃストーリーに即効性が出ませんからね。勝負にならないのです。
バブリーですね。

霧のミステイクの場合は、主人公の男が車でかっこよく彼女をさらっていくようにも取れますが、結局この恋は実らなかったという風に私は受け止めてます。
実らない恋という点では同じですが、状況が真逆ですね。

「大脱走」は、俺のポンコツ車でランナウェイ。
夢物語のような軽快さで彼女をかっさらっていきます。
この辺は「Girl Girl Girl」で使われる10km rideで使用される車と同型種ですね。(←勝手なイメージw)

「Rainy Farewell〜アメノチワカレ」は、渡辺英樹さんが車で高速を走るようなイメージで作ったと本人が言ってました。
作曲は米川英之さんなので、歌詞の事を言っているんでしょうね。

英樹さんの書く歌詞は物語ではなく、常に第一人者目線のリアル体験である気がします。
(※例外多数あり)

Rainy Farewellの車は多分、英樹さん自身の愛用していたフォルクスワーゲンの72年型カルマンギアでしょう。
歌詞からはこの恋の行方が曖昧にされているので、これも英樹さんのリアルな体験な気がしてます。
(※この頃はTypeVから乗り換えてるんですよね)

浮気なジルの白いスポーツカーの男。
浮気なシュガーベイブの赤いクーペの男。

みんな、カッコいいですね。
80年代、車持ち。これも時代ですね。


コーラス部分の

♪I wanna live alone(多分合ってるよね?)

この冒頭からのコーラス部分。
これがこの御意見無用・花吹雪のコンセプトだと思っています。


一人にしてくれよと強がる男の背中。
涙にぬれた顔を隠して去っていく、そのかっこよさ。

実際には顔面、涙で貼りついた桜の花びらだらけなのでしょうが、そんな姿を想像する事すらカッコいいです。
勿論歌詞では相手の女性の泣き顔なのでしょうが、どうしてもゴム君の顔に置き換えられてしまいます。

MVを作るとしたらイメージ沸きやすいですね。
主演は勿論、関口誠人。
もうC-C-Bである必要はない?

いえいえ、そんな事はないです。
この曲は、間奏のギターソロがまたたまらなく良いのです。
勿論、言うまでもなく米川英之さんのギターソロ。
ライブではこの曲最大の見せ場になりそうです。

間奏は短いのですが、凝縮された中に振られた悔しさややりきれなさ等、全部詰まっているような気さえ致します。
振られた男の心の内は、米川君のギターが全部代弁してくれているかのようです。

そして

♪四の五の言わずに消えなよ

と、振った側の女が何故か捨て台詞を吐かれます。
ここ、ズキっと突き刺さります。
言い訳も一切許されない厳しさ。辛いです。


最後は振られた男が花吹雪の中、かっこよく去っていくイメージです。

令和の今の時代には、このかっこよさはなかなか見られません。
需要あると思うんだけどなぁ。



posted by northern70jp at 18:00| CCB曲解説
検索
<< 2020年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
カテゴリーアーカイブ
最新コメント
ごあいさつ by northern70jp (11/10)
ごあいさつ by YOSHI (10/17)
ごあいさつ by northern70jp (10/06)
ごあいさつ by northern70jp (10/06)
ごあいさつ by ぴすけ。 (09/12)
写真ギャラリー
プロフィール
northern70jpさんの画像
northern70jp
プロフィール
日別アーカイブ
タグクラウド
CCB
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。