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渋谷公会堂での初日公演を皮切りに全国ツアーへと活動を開始したC-C-B!
ほぼ日本全国どの地域にも彼らはやってきました。

１年の間におよそ100本ものツアー、その間をぬって雑誌の取材やTV,ラジオ出演、彼らの忙しさはもう狂人的、殺人的でした。
そんな大人気の彼らを一目見ようと、全国的に追っかけ女子が発生。彼らの行く先々でカメラとサイン色紙を構えてたむろする女子中高生達。
彼らのストレスも半端なかった事でしょう。

85年には４枚のシングルと２枚のアルバムをリリースしてますから、一体いつ寝てるんだろう？と心配になってしまいます。
事実、この頃の殺人的スケジュールで、メンバーの体調やメンタルにかなりの影をおとしてしまう事になるのですが。

そんな彼らにとって、オフと云える日はこの年には皆無だったようですが、それでもツアー先の地方で、ご当地グルメを堪能したり、変装して映画を観に行ったり、買い物したり、それなりに楽しみもあったようです。

インドア派で当時は下戸だった笠さんは、ホテルの部屋で引きこもってパソコンをいじってる事が多かった様ですが。
（当時、パソコンをいじるという行為自体まだ大変珍しく高度な知識が必要とされる｢時代でした）
他のメンバー４人は、スタッフも交えての打ち上げに夜の街へ繰り出す事も多かったみたいです。

とは云え、（仕事に関しては）熱心で真面目な彼らの事ですから、ゆっくり休息をとる時間なんてなかった事でしょう。
毎週のようにランク入りするザ・ベストテンやトップテン、そういった番組への出席率もかなり高かったです。
ある意味「ビジュアル系」とも言える彼らですから、そのビジュアルをお茶の間にアピールする事は、当時の大切なお仕事でしたから。

この年の仕事内容に対して彼らが葛藤を抱え、疑問を持つようになるのにそれほど時間はかかりませんでした。

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