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2008年07月06日
NHK大河ドラマ『篤姫』が面白い


今年の大河ドラマ『篤姫』が面白いですね。

僕はあまり歴史が好きではありませんが、幕末の顛末はそれなりに理解しているつもりです。『のろのろ』の中でも紹介している日本テレビ制作の年末時代劇『白虎隊』『奇兵隊』のページを作ったことで幕末のことが少しは理解できるようになりました。

しかし、双方のドラマとも井伊大老暗殺(桜田門外の変)を境にしてドラマはスタートします。

それが、今回の大河ドラマ『篤姫』では、井伊大老はしっかり生きています。しかも、大老になる前からドラマは展開しています。これは僕にとって、知らなかった歴史の空白部分を埋めるには十分すぎる内容です(^^♪


ドロドロとした歴史(特に政治的部分)と、その時代に生きた人々の生活が上手い按配で進行していますので、中身としてはものすごい情報量を持ちながらも、素直にドラマとして見られる。しかも、無理が少ない。先に民放で放送されていた『大奥』を見ていた多くの女性方にも興味が持てるでしょうし、幕末が好きな人にとっても興味が持てる。そんなドラマが『篤姫』なんだと思います。

僕は、幕末としての興味からこの『篤姫』を見ていますが、放映前の制作コンセプトの中で歴史ドラマでありながら『家族ドラマ』として作っていると言っていたNHKの意図が今日の放送で心底納得できました。

篤姫がまだ薩摩にいたころ・・・今和泉島津家に生まれ一(かつ)と呼ばれていた当時、父の島津忠剛(長塚京三さん)と母・お幸(樋口可南子さん)の円満で且つほのぼのとしていた家族ドラマが、徳川将軍家に嫁ぎ『御台所』となった一(篤姫)と13代将軍・家定との間でもしっかり生きています。

また、キャスティングも「ベストマッチンぐぅ〜っ!」です(^^♪

特に、薩摩時代の乳母 菊本(佐々木すみ江さん)と幾島(松坂慶子さん)がいいですね。『どんと晴れ』の草笛光子さんといい『ちりとてちん』の和久井映見さんといい、脇を固めるベテラン女優さんが光っているドラマって、ほんと素敵です(^^♪

おすすめリンク ⇒ 『篤姫』公式サイト
※NHKオンライン『篤姫』公式サイトへリンクします。
※新規ページが開きます。

独眼流政宗、炎立つ(共に主演 渡辺謙さん)以来、心底面白いと思える大河ドラマに出会えました。

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