ユビキタスの主役は携帯ビジネス
これは、本日の「
徳島新聞web」に掲載された記事の見出しです。
この記事の中に、
「30センチ24時間」という言葉があります。これは、「携帯電話をいつも手元から30センチ以上離さず、一日24時間ずっと持っている」という意味で、徳島大学病院医療情報部副部長・森川富昭准教授がコメントされていたものです。森川富昭准教授はつづけて、
「経営者の皆さんにとって、携帯電話の「30センチ24時間」文化をうまく利用したサービスを考えることは、非常に重要なことだと思います。特に、最近は充実してきたGPSサービスを核に考えると、面白いビジネスモデルが発見できるのではないかと思います。」ともおっしゃっていました。
ビジネスモデルと言っても、なにも携帯ビジネスに携わっている人や経営者の方達だけが関係している内容ではないと思いませんか?伝えたいことを伝えるアイテムの携帯電話という道具は、今や情報を提供する側にとって最高の環境が整ったという風に捉えると、活用できる業種は無限に広がると考えることが可能です。
情報を提供する側とは、何も特殊なコンテンツを運営している会社や一部の業態に限らずとも、より良いサービスを提供したいと考えるすべての人が対象になります。とはいえ、正直言って「携帯ホームページ」がユビキタスの主流では無いと私も思いますが、近い将来、携帯ネットの場に参入することは日々その重要性が増して行くことだけは確かなことだと考えます。
近頃のニュースを見るにつけ、なぜか焦りを感じてしまう今日この頃です。