げんきげんき

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今日はいきなり昔話です。

10年前、私は台東区のオフィスビルのてっぺんに住んでいました。
犬2匹、ハムスター1匹、男性1名（笑）と一緒に。

この男性というのは、今のダンナではないのでおいといて。

犬2匹のお話をしたいと思います。

シーズーの♂2歳と♀1歳。
2匹とも、赤ちゃんの時に貰い受けました。
名前は、のり　と　たま。

狭い部屋で、ひしめき合うように暮らしていました。

たま（♀）が、名前のせいか太りがちで、常にぽっちゃりさんだったのですが、
ある日やったらめったらコロコロしてきたので、これは大変！と、
朝晩散歩時に、階段ダッシュをさせたり、餌をライトなものに代えたり、
かなりヘビーなダイエットをさせました。

そんなある日、いつものように私の膝に飛び乗ってきたたまのお腹が・・・

動いた

もこ、もこ、もこ、と。

次の日獣医に見せた所、出産間近。
3日後、たまは家で出産してしまいました。


かなり無茶をさせたにもかかわらず、3匹の元気な♀を産みました。

出産時は犬と人間、かなりドタバタしたのですが、それはまた今度。

たまの産後、犬5匹、ハムスター1匹、人間2人は、
さらにひしめき合うように暮らしました。


たまの産んだ娘たちはすくすくと育ち、
3匹が貰われていくまでの数ヶ月は、とても大変だったけど楽しいものでした。


最後の3女が貰われていったのが、確か今日みたいな蒸し暑い夏の日。
寂しそうな犬の夫婦の姿は、今でも忘れられません。

そして今は亡き、のりとたま。
娘たちは、まだみんな、げんきです