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2020年03月14日

にんにくの基礎知識と臭い成分アリシンについて【にんにく耳より情報@】

にんにくは私たちにとって、大変身近な食品ですよね。
あなたはにんにくの基礎知識を、どれ程お持ちでしょうか?

このページではにんにくと、におい成分アリシンの要点をまとめてご紹介していきます。

ニンニクの基礎知識と雑学

ニンニクは紀元前の昔から、健康食品として親しまれてきました。
砂漠の猛暑の中での、ピラミッド建設という過酷な労働。
その重労働に耐えられた一因は、ニンニクにあると記載された文献があります。
猛暑の中で、ニンニク臭が辺り一面に立ち込める現場です。凄まじい環境です。
諸説ありますが、「賃金代わりにニンニクが支給された場合もあった」とする説もあるみたいです。

日本へは、中国から朝鮮を経て入ってきたとされる説が有力です。
二千年以上もの昔、崇神天皇の時代と推測されている説があります。
『古事記』や『日本書紀』などに薬効あるものとしての記述が残っています。

中世のヨーロッパでは、ペストや結核の予防薬として用いられた記録が残っています。
魔除けとしてニンニクを用いる風習は、その時に生まれたとされる説は有力だそうです。

料理の薬味や、薬草としても利用されてきました。
ご存知の通り、成分や効力についての研究は、今なお盛んに行われています。
生活習慣病や、癌の分野にまで研究が進んでいるパワーあふれる食品がニンニクです。
土の上のニンニク.jpg

にんにくのにおい成分アリシン

科学的な研究が進み1942年、ニンニクのにおい成分であるアリシンが発見されました。
アリシンは、生のニンニク内部ではアリインという成分で存在しています。
すりつぶす等した場合に、壊れた細胞がアリイナーゼという酵素の働きで化学変化を起こします。
化学変化の結果アリシンに変わり、強いにおいが出てくるのです。

アリシンの研究が古くから行われていた事は、多数の文献によって残されています。
臭いの強いアリシンは、殺菌・抗菌作用に注目された成分だったと記録にあります。

古くは1700年代のイギリスの医学書に、ニンニク抽出物がコレラに有効と書かれています。
チフスや大腸菌に殺菌作用がある事は、1930年に確認したと記載されています。
ドイツのレーマン博士という方が研究されたテーマの様です。
同じドイツ人であるシュバイツァー博士は、アメーバ赤痢に対する研究成果を発表しました。
シュバイツァー博士は、ノーベル平和賞受賞者としても高名な方です。

第一次世界大戦時に、ニンニクを外用薬代わりに用いた記録があるのも見逃せません。
傷口が壊疽を起こすのを防ぐために、アリシンの抗菌・殺菌作用に期待した記録となっています。
アリシン1mgあたりが、ペニシリン15単位相当にあたると考えられていたようです。

10万倍以上に薄めた溶液でも、コレラ菌・チフス菌・赤痢菌に抗菌力を発揮するそうです。
細菌内に作用したアリシンは、たんぱく質を分解する働きをします。

強力な物質なので、非常に強烈なにおいを発しているのにも納得です。

にんにくの香辛料利用

戦後には、にんにくの香辛料としての利用が盛んになったそうです。

主に食用にしている見慣れた白くて丸い部分を、鱗茎と言います。
鱗茎は、地下茎が肥大した部分です。
にんにくの芽は、若い花茎の部分をそう呼んでいます。

ニンニクはネギ類の中で、最も多くのアリシンが含有されています。
アリシンはビタミンB1と結合し、体内で働きかけます。
にんにくは油との相性が良いとされ、刻んで炒めると効果がアップすると言われています。

黒ニンニクは、にんにくを熟成発酵させたものです。
生にんにくと比べ、ポリフェノールが10倍以上、アミノ酸も2.5倍以上になると言われています。
にんにく臭は消え甘酸っぱい味がすることから、フルーティーニンニクという呼び方もあるそうです。


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