2011年12月08日
食の安全とガイガーカウンター
スーパーマーケットの精肉コーナーや魚介類コーナー、生鮮食品売り場などで、「本日の特価品」といった激安商品は、買い物に訪れる消費者にとって、ありがたく見逃せない存在です。
「国産豚肉、今日は半額」、「近海本まぐろ、超特価」などといったチラシを片手に、多めに買い込んだりして家計の助けになっています。
その一方で、「震災の影響で生鮮食料品が軒並み高騰しているのに、なぜ大安売りができるのだろう?」という疑問がわいてきます。
さらには、放射能汚染した食材が流通しているのではないか?という懸念を感じてしまうのも事実です。
政府の設けた安全基準、そして生産者団体や流通業者による独自検査が行われている、といわれていますが、ヒューマンエラーはないのでしょうか?
どこから出荷した食品が危険であるとかいうことも知っておきたいことですが、発達した流通形態を持つ日本では、牛肉のような個体識別番号で管理するもの以外、あまり意味を成さないと考えられます。
事実、7月には「福島避難区域の豚1万頭は「他県産」化けて全国の食卓へ」という報道がなされ、緊急時避難準備区域と計画的避難区域から、約1万頭の豚が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県などで、いずれも避難先の県産として出荷されていました。
実際、原発事故の発生からこれまでの間に基準値を超える放射性物質が検出された食品は、どれほどの数に上るのでしょうか。
報道されたものだけでも、野菜類、魚介類、肉類、乳製品などあらゆる食材が該当しています。
これらはいずれも、福島第1原発から近距離にある地域で生産されたものですが、検出例がごく一部しかないものも含めると、想像以上の広範囲に及んでいます。
野菜類では、サツマイモ、ホウレンソウ、シイタケ、トマト、ニラ、ブロッコリー、キャベツ、トウモロコシ、ナメコなど、ひんぱんに私たちの食卓に上るものに加えて、パセリ、小松菜、ミョウガ、春菊、シノブフユナ、かき菜、クチタチナ、アブラナ、山頭菜、紅菜苔、茶葉などにいたるまで検出されています。
小麦、イチジク、ナシ、リンゴ、ブドウなど、穀物や果実類も例外ではありません。
牛肉、豚肉、乳製品などの畜産品も同様ですし、話題に上ったコウナゴをはじめ、アナゴ、アイナメ、ワカサギ、カレイ、シジミ、アサリ、ウバガイ、アカガイ、アユなど、魚介類も数多く該当しています。
放射能核種の飛散分布についても、気候により変化しますので規則性はなく、目の前に降り注ぐ放射能物質に気づくこともできません。
結局のところ、食品購入にあたり消費者がほしい情報は、「今、食べようとしている食品が大丈夫なものなのか」という1点に尽きると思います。
食事の材料を買い求めるときに、価格や鮮度に加えて、産地を確認することが増えたこと、紛れもなく、体内被曝に対する危険を誰もが感じているということでしょう。
それでは、どのようにして安全な食品を買い求めればよいのでしょうか。
「おいしっくす」や「らでぃっしゅぼーや」などのように、自ら厳しい安全検査基準を設けている食品宅配業者、「雪国まいたけ」のように携帯電話で自主検査結果を知ることができるシステムを導入している食品メーカーも存在します。
さて、このような「食の不安」が蔓延するなか、ガイガーカウンター(放射線測定器)が注目されています。
医療関係者や科学者、鉱物採集を趣味とする人以外には必要もなく、多くの日本人が存在すら知らなかったガイガーカウンターですが、今や大人気の商品となっています。
しかし、手軽に購入出来る製品は中国製、ロシア製、ウクライナ製などの個人使用向けの価格帯のものが多く、購入については品質を知ることが重要です。
放射能から身を守る!!
ガイガーカウンターGuideBook
価格:¥ 840 通常配送無料
ソフトバンク クリエイティブ刊
日本製のものが少ないだけでなく、現状では日本語マニュアルの整っていない製品も多い、放射線測定器・ガイガーカウンターの選び方と使い方を、写真とイラストでわかりやすく解説。
日本放射線監視隊 (著)
参考:放射線測定器(ガイガーカウンター)消防団アイテム
著者が「完成度は特に高い」と評価した機種はこちらです。
同じメーカーの最新機種
「国産豚肉、今日は半額」、「近海本まぐろ、超特価」などといったチラシを片手に、多めに買い込んだりして家計の助けになっています。
その一方で、「震災の影響で生鮮食料品が軒並み高騰しているのに、なぜ大安売りができるのだろう?」という疑問がわいてきます。
さらには、放射能汚染した食材が流通しているのではないか?という懸念を感じてしまうのも事実です。
政府の設けた安全基準、そして生産者団体や流通業者による独自検査が行われている、といわれていますが、ヒューマンエラーはないのでしょうか?
どこから出荷した食品が危険であるとかいうことも知っておきたいことですが、発達した流通形態を持つ日本では、牛肉のような個体識別番号で管理するもの以外、あまり意味を成さないと考えられます。
事実、7月には「福島避難区域の豚1万頭は「他県産」化けて全国の食卓へ」という報道がなされ、緊急時避難準備区域と計画的避難区域から、約1万頭の豚が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県などで、いずれも避難先の県産として出荷されていました。
実際、原発事故の発生からこれまでの間に基準値を超える放射性物質が検出された食品は、どれほどの数に上るのでしょうか。
報道されたものだけでも、野菜類、魚介類、肉類、乳製品などあらゆる食材が該当しています。
これらはいずれも、福島第1原発から近距離にある地域で生産されたものですが、検出例がごく一部しかないものも含めると、想像以上の広範囲に及んでいます。
野菜類では、サツマイモ、ホウレンソウ、シイタケ、トマト、ニラ、ブロッコリー、キャベツ、トウモロコシ、ナメコなど、ひんぱんに私たちの食卓に上るものに加えて、パセリ、小松菜、ミョウガ、春菊、シノブフユナ、かき菜、クチタチナ、アブラナ、山頭菜、紅菜苔、茶葉などにいたるまで検出されています。
小麦、イチジク、ナシ、リンゴ、ブドウなど、穀物や果実類も例外ではありません。
牛肉、豚肉、乳製品などの畜産品も同様ですし、話題に上ったコウナゴをはじめ、アナゴ、アイナメ、ワカサギ、カレイ、シジミ、アサリ、ウバガイ、アカガイ、アユなど、魚介類も数多く該当しています。
放射能核種の飛散分布についても、気候により変化しますので規則性はなく、目の前に降り注ぐ放射能物質に気づくこともできません。
結局のところ、食品購入にあたり消費者がほしい情報は、「今、食べようとしている食品が大丈夫なものなのか」という1点に尽きると思います。
食事の材料を買い求めるときに、価格や鮮度に加えて、産地を確認することが増えたこと、紛れもなく、体内被曝に対する危険を誰もが感じているということでしょう。
それでは、どのようにして安全な食品を買い求めればよいのでしょうか。
「おいしっくす」や「らでぃっしゅぼーや」などのように、自ら厳しい安全検査基準を設けている食品宅配業者、「雪国まいたけ」のように携帯電話で自主検査結果を知ることができるシステムを導入している食品メーカーも存在します。
さて、このような「食の不安」が蔓延するなか、ガイガーカウンター(放射線測定器)が注目されています。
医療関係者や科学者、鉱物採集を趣味とする人以外には必要もなく、多くの日本人が存在すら知らなかったガイガーカウンターですが、今や大人気の商品となっています。
しかし、手軽に購入出来る製品は中国製、ロシア製、ウクライナ製などの個人使用向けの価格帯のものが多く、購入については品質を知ることが重要です。
放射能から身を守る!!
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価格:¥ 840 通常配送無料
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日本製のものが少ないだけでなく、現状では日本語マニュアルの整っていない製品も多い、放射線測定器・ガイガーカウンターの選び方と使い方を、写真とイラストでわかりやすく解説。
日本放射線監視隊 (著)
参考:放射線測定器(ガイガーカウンター)消防団アイテム
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