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2017年10月30日

コバルト文庫は当時の少女たちの心のオアシスでした。

みなさん、こんにちは。
ナツノナカノです。

ちょっと遅れましたが日曜更新予定だった本の話をすこし。

【前回までの日曜更新・本のはなし】







中学生になり、外国推理小説ばかりを読んでいた私ですが、そんな私に友達がコバルト文庫を貸してくれました。それが久美沙織先生の「丘の家のミッキー」です。お嬢様学校へ通っていた未来ちゃんが、引っ越しのため普通の学校へ通うことになって色々な経験を積んでいくというお話だったのですが、実は最初はそれほどの面白さを感じなかったのですね。外国小説ばかり読んでいたので、急に日本の乙女チックな小説を読んでも「ふぅーん」という感想しかなかったというか…


しかしその後、ちょうど「丘ミキ」の新刊発売に合わせて久美沙織先生がサイン会を開くという話を聞き、小説にはあまり食指が動かなかったものの“小説家に会える”という野次馬根性で池袋で行われた先生のサイン会に友達と参加したのです。いま、こうして思い返すと動機が不純で本当に失礼だったな〜と思うのですけどね。しかしサイン会で会った久美沙織先生は、ショートカットのヘアスタイルがとても似合っているすごく素敵な方だったんですよ。サインをしてまっすぐこちらを見つめてくれた優しい笑顔を今でも覚えています。私はそれで先生の小説というよりも先生自身のファンになったんです。単純ですね〜ww
でも、久美沙織先生の「せりかとはるか」のシリーズは面白かったな〜中学生の私にはすごく大人っぽく思えて憧れたものです。





そうしてその「丘ミキ」をきっかけとして沢山の少女小説を読むようになったのです。藤本ひとみ先生の「愛してマリナシリーズ」氷室冴子先生の「なんて素敵にジャパネスクシリーズ」「ざ・ちぇんじ」「雑居時代」このあたりはもう本当にハマりまくりました。



「愛してマリナシリーズ」はとかくイケメンしか出てこないんですが、その中でもシャルル・ドウ・アルディという天才少年にはまたもや恋に落ちました…(笑)当時、日記をつけていたんですが毎日シャルルに向けて今日の報告をするという事をやっていましたね。今でもシャルルが好きです。多分、一生好きだと思います




コバルト文庫を読むようになり、当時季刊誌だった「Cobalt」も読むようになりました。この雑誌がまた若き才能あふれる作家陣たちが執筆していて面白かったですね。若い方も載っていましたが、阿木耀子先生のショート・ショートや羽仁未央先生のエッセイなどの連載もすごく楽しみでした。図子 慧先生、前田 珠子先生がコバルトノベル大賞で賞を受賞した時のこともよく覚えています。今までの作家さん達とは違うテイストの才能が出てきたな〜と中学生ながら思ったものです。



【作品へのリンクはこちら】
丘の家のミッキー
愛からはじまるサスペンス―まんが家マリナ最初の事件 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
なんて素敵にジャパネスク (集英社コバルト文庫)
ざ・ちえんじ 前編―新釈とりかえばや物語 (1) (集英社文庫―コバルトシリーズ 52-J)
雑居時代 I (集英社コバルト文庫)




さて、コバルト文庫の話はもう少し続けたいな〜と思うので、この続きはまた次の日曜へ
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