2020年10月29日
外資系女性コンサルの服装A−−Aラインスカート 3年間封印して
絶賛迷走中のなたりんです。
キャリアについて考えてたはずだが、蓋を開けてみると、このブログの人気記事は
女性コンサルタントの服装――ミニスカ だめ、絶対 (2014年06月05日)
ご紹介した本が1977年のベストセラー(米国)だったりするほど、長くて深くて、いまだに解決していない悩み。
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せっかくなので、今日は人気記事の続きを書いてみようと思う。
ミリオネーゼのファッションルールに学んだコンサルタントが、職場で試行錯誤して学んだこと。
題して、外資系女性コンサルの服装A−−Aラインスカート 3年間封印して
なお、この記事は、コンサルティング・ファームに入りたての若手を想定して書いている。
入社して3年も経てば、あるいはもっと上のクラスではまた事情が異なる。
今日、なたりんが一番いいたいのは、20代女子で外資コンサルに転職が決まったら(あるいは、新卒で入社が決まったら)、とりあえず仕事着の中からAラインスカートは全部外して、うっかり着てしまわないところに封印しよう。ということだ。
ポイント1.服装に迷ったら、スーツ
これは間違いない。ダークネイビーであれば一番間違いない。
100点満点ではないかもしれないが、大外しはない。多少、クライアントの文化よりコンサバティブに振れていても、損することはない。
ミリオネーゼのファッションルールもオフィスで2番目にトラディショナルで、コンサバティブな格好を勧めている。そして、女性が1番トラディショナルでコンサバティブな格好をすることは容易ではない。コンサルティング・ファームのメンバーのスーツ姿は概して、相当にトラディショナルでコンサバティブだ。
10年20年その道にいる人は外見にも相当に気を使っているから、若手でコンサルティング・ファームに入社した人がどんなに気を使ってもやりすぎなことはない。大丈夫。
ポイント2.スカートスーツというのは、膝丈タイトスカートと同義
スカートの場合、客先に出るときはひざ丈タイトスカート一択。
スーツのセットで、スカートの形がタイトでないものは、社内の人にしか会わないタイミングで着る分には問題ない。
問題ないのだが…客先にもその格好で出てくるのではないかと思われるらしく、印象の点で損をするリスクがある。なので、敢えて買うことはお勧めしない。
ポイント3.パンツスーツもコンサバティブな形・長さで
入社してしばらく、ほとんどの期間を、なたりんはパンツスーツで押し通したが、重要な会議でもない限りパンツかスカートかで差は感じなかった。ただし、コンサバティブな形・長さのパンツに限る。ワイドパンツや足首の見えるパンツは、怖くてまだ試せていない。
ポイント4.クライアントと会議の約束をしていなくても、プロジェクト期間中は会う可能性があると思って行動する
社内で1日研修を受ける日の格好はとやかく言われない。だが、プロジェクトに配属されている間は、プリント柄のスカート等は封印してほしい。社内の人にその格好で会うのが問題なわけではない。
「まだ、入社したてで満足に仕事の成果もあげられていないのに、その格好でクライアントに会いに行くつもりなのか?」と上司にプロフェッショナル精神を疑われるのが問題なのだ。
そんなことで悪印象をもたれるなど本当に信じがたいと思うのだが…女性の同僚で何人もがこの状況を愚痴っていた。入社してすぐにこの印象で躓くと、負のスパイラルが回りやすくなる。
愚痴っていた人が仕事ができなかったわけではない。入社時点ですでに専門性があって、仕事に対する情熱も高くて、なんでその状態になったのか、当初わからなかったほどだ。
同じような話を複数人から聞いて、共通点が服装だと、それも入社して間もない頃のちょっとカジュアルな服装(ミニスカ・Aラインスカート)だと気づいたときの「なんだそれ」感が半端なかった。
でも、現実として、コンサルタントは見た目も含めて商品なので、商品価値が低いと思われる。あるいはプロ意識が低いと思われる。しかも女性の服装について、絶対に男性は言ってくれない。
注意されるってそれ、顧客から苦情が来たときです。
文章だと大したことないように聞こえるかもしれないが、この状況に陥ると、チャンスを掴みにくくなるうえに修正後も、自分の外見がビジネス上不利だという思い込みからなかなか抜けられなくなる。
この状態になるのが怖い。
些細なきっかけで、自分に自信を無くすということが、とてもしんどいことだと知ってほしい。
なお、入社数年して社内で仕事ができる人という評判が確立すれば、好きな格好をしていても、「付き合いの長いクライアントか」「今日は社内の日か」「使い分けてるんだな」ぐらいにしか思われない。
理不尽かもしれないが、これが現実。
以前、気づいてたら出てた、女性向けビジネスファッションのたぶん決定版 で紹介した。
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