2015年11月18日
近江八幡へ(5)「野洲川と近江富士」
a.近江平野はびわ湖を渡って強い風が吹くから、それでススキがキレイなんかなあ、
b.なんで、風が強いとキレイなんすか、
a.いつも風でブラッシングされるから、それでスッキリしてるんや、
b.ところで、ここ野洲川(ヤスガワ)も気分が大きく入れ替わるエリア、
a.ああ、野洲川にかかるそれぞれの橋から何度、近江富士を写したことやろう、
b.野洲川といえば近江富士、近江富士といえば野洲川、
a.洪水対策で作られた人工の川筋やけど、野趣(ヤシュ=荒野のおもむき)に富んでる、
b.滋賀県で最大の川らしい貫禄、
a.野洲川を渡ると、かつての川筋が荒野のように続き、とつぜん現れる巨大なショッピングモールを合図に新しい町が始まる、
b.ニュータウンを象徴するような、カッコイイ保健センター、今は「さざ波ホール」になってます、
a.クルマ少なく道広く、人々はゆったり穏やかに暮らして、ええ町なあ、
b.なんと言ってもこういう感じで土地があるから、人々も自然とゆったりしてる、
a.もみがらまで近江富士のマネして遊ぶ、このゆとり、
「もみがらも 富士のマネする 近江かな」
b.これはサイクリングロードでせう(=しょう)か、
a.荒野にうち捨てられたような自転車道、家棟川(ヤナムネガワ)にそってびわ湖まで続いてる、
b.でも、近年はそんなヒト気のない川でも船遊びの動きが、
a.あの姿の良い並木にそってベンチや四阿(アズマヤ)も設置してるんやけど、なぜか自転車の自の字も無い、船遊びをする河口付近は特にエエ雰囲気やけど・・・そもそも滋賀県内の自転車道自体ほとんど使われてない、どれも魅力あるのになあ、
b.岡山もそうすね、自転車天国の田舎ほど自転車が少ない、クルマが便利なのは分かるけど、自転車は生きる楽しみとして乗って欲しいなあ、
a.今回は近江富士がもれなく画面に登場する、あまり写りすぎてうるさいほど、
b.キレイな女優さんが、どのチャンネル回しても登場するような、
a.しかし、姿の美しい山はやっぱり絵になるなあ、
b.このまんまで広重の浮世絵みたいっす、
「広重の 浮世絵素材 近江富士」