2016年01月29日
12年前の奈良へ(5)「畑や雲をながめながら白毫寺(びゃくごうじ)へ」
b.なんで、畑や雲が好きなんすか、
a.雲はこっちが動かんでも、勝手に動いて、形も変わるし、
b.畑は?
a.人工と自然の混ざり具合が無理ないというか、自然でも人工でもない中間的な感じがいい、
b.真冬には、あまり見かけないような雲がもくもくと、
a.ここも山辺(やまのべ)の道みたいや、
b.「兄さん、それって要するに、どこにでもあるような山すその田舎道ってことなんですか?」
a.「ひろし(しろし)よ、そいつを言っちゃ、おしめえだよ」、
b.ところで、前回・今回と、ブログに地図が無いんすけど、
a.わからへんのや、いったいドコをどう動いてんのか、
b.不安にならないんすか、自分の居場所が分からんのに、
a.いや大枠は分かってるから反対に楽しい、旅先ならではの迷う心地よさ、
b.雲がどんどん発達しております、
a.夏の雲みたいや、
b.大雪にならんとええけど・・・
a.これなんか、モロ、山辺の道、
b.アップダウン繰り返すんですか、
a.あと、耕す人は不便やろうけど、古墳とか多くて農地の区画整理も限られてるから、こういう曲線的な畦(あぜ)がまだ残ってて、見る分にはとっても楽しい、
b.弥生(やよい)時代から同じ形やったりして、
a.そんなふうに思うと、なおさら浮き浮きする、
「平成に たがやす畑 弥生(やよい)から」
b.楽しく迷いながら、白毫寺(びゃくごうじ)へやってきました、どんなお寺なんすか、
a.さあ、ほとんど知らんけど、「萩(はぎ)の寺」とか聞いたような、秋に咲く萩の花が有名なんとちがうか、
b.それにしちゃ、両側の白壁がえらいはげ落ちてるけど、だいじょうぶかなあ、