(注)大筋は確かですが、細かい道選択はあやふやです。
b.なるほど、伊賀上野は空襲されてないんか、どうりでしっとりと昔の雰囲気をとどめてるはずや、
a.なんで、そんなこと知ってるんや、
b.ちょっと気になってウェブで調べてみたんです、
a.たしかに町家(マチヤ=都市部の伝統的木造家屋)が違和感なく街路に溶け込んでるなあ、
b.イタリア料理店「チッタ」、食べログによりますと夜の平均予算は6〜8千円、
a.ペリカならなんとか払えるけど、日本円やとちょっとつらいな、
ペリカとは、
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DA%A5%EA%A5%AB
b.しかし、ここもステキな町家ですね、
a.こんだけ芸術点高いと、かえってこの電柱がやけに目障(メザワリ)りやな、右手の外灯とエライちがいや、
b.そういうことで、電線を地下に埋める自治体も徐々に現れてきましたね、昨今(サッコン)、ここ伊賀上野も時間の問題ちゃいますか、
a.うん、心からそうなってほしいなあ、お金かかるけど、ここまでやってきた以上、
b.この通りもまた輪をかけてスッキリと美的なまとまり、
a.お寺が多いから上野寺町か、そのまんまやな、
b.じゃあこの通りもそのまんま寺町通(テラマチドオリ)と呼びましょう、
a.そんな一角に、点字図書館か、珍しいなあ、
上野点字図書館のホームページ
http://www.iga-sjk.or.jp/hand_detail.php?id=31#j_pg
b.松尾芭蕉のふるさとだけあって、コトバに対する意識がより高いんちゃいますか、
a.そうなのかもなあ、でも全国規模の組織とちがうんか、点字図書館って、
b.ああそうか、じゃあ勝手な思いこみですね、失礼しました、
ウィキペディアから日本点字図書館(愛称「日点(ニッテン))の解説をどうぞ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%82%B9%E5%AD%97%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8
a.どの道をどう走ったか分からんまま、いずれ城に近づいてきた、
b.この学校も和風にデザインされて素晴らしいですね、
a.高級ホテルかと思ったら小学校か、ぜいたくやなあ、上野西小、
「ぜいたくなホテル思たら小学校」、
b.城の石垣や樹木も隣接してるし、横の坂道までいかしてん(=ステキだ)なあ、
a.第二の芭蕉が生まれるやろか、この美的な校舎から、
b.そりゃいずれそうなるじゃ、こんだけ環境ととのってれば・・・ていうか、もうすでにここを巣立ってたりして、
a.日本のベートーベンか?
b.それは今ニッポンでいちばん恥ずかしい男、佐村河内(サムラゴウチ)さん、ちなみに女性は小保方(オボカタ)さん、
a.紅白ムチャ恥ずかしい選手権に勝ち残った最後の二人か、たしかに一般人じゃとてもたどり着けないハイレベルな恥ずかしさや、勝ち残るんはいったいどっちや!!、まあそんなことはどうでもいいか、城へ登ってみよう、
ウィキペディアから充実した伊賀上野城の解説をどうぞ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E5%9F%8E#.E9.AB.98.E7.9F.B3.E5.9E.A3
b.石垣の高さが日本一とかいうだけあって、重厚な印象ですね、
a.天守の部分は昭和製、史実に基づいてないんか、
b.でも、コレはコレでいいっす、堂々として、
a.正式名は「伊賀文化産業城」、入館料大人500ペリカ、
b.いや円ですけど、ペリカやと5000必要です、
a.5000ペリカも払えん、石垣を見て回ろう、
b.ここから見晴らせます、伊賀上野の町並みや田畑が、
a.ああ良いとこにベンチがあるなあ、となりの樹木も雰囲気あるし、ここで昼メシにしようか、
b.いま何時ごろ?
a.あと5分で正午や、
b.京都の町の片隅(カタスミ)で、働いてるんやなあ、今ごろみんな、こんなさわやかな空やのに、
a.自分だけこんな良い思いして、ちょっと申し訳ないなあ、
b.まあ貧乏覚悟のバイト生活で時間買ってると思えば、
a.まあそやな、時間やお金のわりふり方もヒトそれぞれやし、
b.ところで、この上野城をあとにしたら、御斉(オトギ)峠へ直行ですか、
a.うむ、道はハッキリ分からんけど、峠はこのベンチの右うしろに見えてるんちゃうかなあ、
b.ああ、なるほど、そびえてますねえ、それらしいのが・・・それにしても山々を色どる明るい新緑がうれしいなあ、暑くも寒くもないし、まさに峠日和(びより)ですね、一年に数回しかないような、
「新緑の明るい心、おとぎ越え」、
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