(iPadのiPhotoジャーナルで作成)
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;99A3974C-BE54-48BB-B813-DFCBD8A5CBEF
b.グーグル画像検索からの写真になりますが、昨日話題になった、五色台からの眺めを、
a.大槌島・小槌島のツーショットか、やはりこの角度から見ると、サマになるなあ、遠近感でちょうど同じ大きさに見えるし、
b.香川県が五色台とすれば、対岸のこちら岡山県は鷲羽山(ワシュウザン)がライバル関係ですが、
a.このまま「風の道」サイクルロードを進めば、峠のあたりから登り口があるはず、
b.岬を迂回してゆるく登っていく県道21号線でも行けるんですよね、鷲羽山へ、
a.クルマならあの道で行くことになるけど、まだクルマが普及する前は、こっちの「風の道」がメインルートだったそうだ、
b.ほんとだ、鷲羽山っていう駅跡が、背後の山に瀬戸大橋も見え隠れしてら、
a.そんじゃあ、自転車降りて、少し登ってみようか、鷲羽山へ、
b.このクソ暑い中っすか、
a.あまり汚いコトバ使うべきじゃないけど、ほんまクソ暑いな、どないなっとんねん、怒るで、しかし、怒るで、やすし、
b.セミたちが鳴けるだけ鳴いとります、カメラ寄ってもまったく逃げる気配なし、
a.「ミンミンと逃げる気もなく鳴きつづく」、
b.だけど、木陰に入るとほんのちょっと涼しい、
a.だけど、この道はほとんど使われてないな、天下の鷲羽山って気がぜんぜんしない、ホントこの道で良いのかな、
b.クルマ社会ですからね、もう半世紀も、かつて賑(ニギ)わったこの道も、今じゃ林道みたいっす、
a.と、感じながら期待もしないで登ってたら、いきなり視界が開けた、
b.これは真下のトンネルくぐって瀬戸大橋を渡る瀬戸中央道ってやつですね、
a.なにかCG(コンピューター・グラフィック)みたいな道やなあ、ゲームの世界から抜け出てきたような、セガの名作「バーチャレーシング」にこんなコースなかったか、
b.じっさい、設計の段階からCGを駆使して作るんじゃないすか、こういうのって、最近は、
a.なるへそ、児島の歴史的町並みが右手に並んで見えるからなおさら不思議な気分になるな、こんなことになってんだ、今のニッポンは、
b.平成の人たちはこんな具合に日々高速移動してるんすね、
a.これじゃあ、クルマから離れられない体になっても仕方ないか、見てるだけで気持ち良さそうだしな、
b.いっそお金貯めて、惜しまれつつ製造終了を迎えた最後のロータリーエンジン車、マツダRX−8、中古で買いますか、
a.となりに85歳のおっ母さん乗っけて峠をガンガン攻めようか、
b.ところで、いま居る場所は鷲羽山の端っこのようだけど、
a.いきなり、絶景ポイントが立ち現れたな、
b.まるで、この日のために誂(アツラ)えて(=特別に用意して)いただいたような真新しいあずま屋がぽつんとあります、
a.それに不思議なほどヒトの気配がしない、
b.むしろ、鷲羽山も端っこのここが良いですね、クルマで来たヒトともかぶらないし、瀬戸大橋やふもとの下津井漁港も一望できる、
a.えらい落ち着くな、白い雲がぽっかり浮かんで、
b.どっちにしても青いっすね、空も海も、
a.「雲のほか、いずれも青い空と海」、
b.このあずま屋に壁や窓をつけてそのまま住めれば、
a.いずれ飽きてくるだろうか、この景色にも、
b.でも夕焼けとかばっちりですし、
a.ああきれいだろうなあ、その夕焼けだけを見に来る人もいるだろうな、ご近所に住んでたらカメラ片手に、
b.そしてこれが瀬戸大橋、
a.ドが付くデカさやなあ、
b.この綱(つな)のような細いとこを点検で歩くんすね、前テレビでやってた、
a.そういえば、両側に手すりのようなものも、
b.JRの線路がこの車道の下を通っているとは、よく作ったもんやなあ、
a.オレ思い出した、子供のころ、岡山会館に瀬戸大橋のでかい模型が展示されてて、その橋の上をミニチュアのクルマや電車が動いて、下校途中に良くかぶりつきでながめてた、
b.岡山会館?
a.今はビックカメラになってるあそこ、駅の真正面にある、
b.小学生のころなら、今から45年ほど前か、それが今現実の光景になってるわけっすね、
a.そりゃ半世紀もたてば、世のなか大きく変わるわけだ、完成してだいぶたつけど、とうとうホンマモン見てもうた、
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