2015年05月29日
【禁煙73】 タバコをやめてからの初の健康診断 結果編
タバコをやめてから、初の健康診断を受診しましが、その健康診断の結果を受領しました。
タバコをやめてから十ヵ月後で受けた健康診断は、どんな結果になっているのでしょうか。
健康診断を受診したのは4月の末でしたが(→タバコをやめてからの初の健康診断 受診編はこちらです)、今回その結果を受診しました。
さて、タバコをやめたことで、健康診断の結果はどのように変わっているのでしょうか。興味深く、わくわくしながら、結果を開いてみました。
身体検査項目
- 身長
- 体重
- BMI
- 血圧
- 視力
0.9cmほど縮んでいました。身長は、靴下はいたりして測定しているので、いつもだいたいの目安でしかみてません。
0.1Kgほど減っていました。タバコをやめて、太っていないのはいいことです。
いわゆる肥満度ですが、25.8で標準よりも高く、肥満気味であるとの判定です。
これは、特にタバコを吸っていたころと、禁煙した時でも変化はありませんでした。
昨年:127/88
今年:113/76
で、上、下とも10以上下がっていました。
これはタバコをやめた効果なのかもしれません。
昨年:右0.7 左0.5
今年:右0.7 左0.8
これも特に禁煙とは関係ないかと思います。
左がいいのはたまたま、良く見えただけかもしれません。
血液検査項目
さあ、ここからが未知の領域です。
タバコをやめたことで、どれだけ数値に差がでているのでしょうか。
- 白血球数
- 赤血球数
- 血色素量
- ヘマクリット値
- LDH
- 中性脂肪
- HDLコレステロール
- LDLコレステロール
- クレアチニン
- eGFR
- 尿酸
昨 年:105.9
今 年: 88.7
もともと、白血球数が高めでしたが、今回ぐんと下がっています。
(下がってはいますが、高めではあります)
これは、タバコをやめたことでの効果だと思っております。
昨 年:468
今 年:518
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
赤血球中に存在し、赤血球の重量の約1/3を占めるヘモグロビン濃度のことです。この数値も使用して貧血等の判定をするようです。
昨 年:13.3
今 年:16.3
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
血液中に占める血球の体積の割合を示す数値で、赤血球の体積比とほぼ等しく、上記の血色素量の判定結果とあわせて、貧血の判定をするために使用します。
昨 年:40.8
今 年:47.3
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
LDHは乳酸脱水素酵素と呼ばれる逸脱酵素のひとつです。白血病などの白血球の悪性腫瘍やその他のがんのときにLDHの値が高くとのことです。
昨 年:169
今 年:146
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
中性脂肪は体内にある中性脂質、リン脂質、糖脂質、ステロイドの4種類の脂質のことです。
中性脂肪が増えすぎると動脈硬化の危険が高まるようです。
昨 年:128
今 年:158
基準値範囲は30〜149なので、今年基準値をオーバーしてしまいました。
タバコをやめたことによる影響ではなく、単なる食生活の影響でしょうか?
HDLコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれ、血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを引き抜いて、肝臓まで運ぶ働きをしているとのことです。
昨 年:39
今 年:39
基準値範囲は40〜119なので、昨年、今年とも基準値を下回っていました。
診断結果には
「HDLHDLコレステロール値が低値です」食生活に留意して、適度な運動を心がけ、タバコを吸われる方はタバコを控えてください。
とありました。
タバコを控えてというか、もう吸わないんですがというところですが、数値としては変化がなかったです。これも食生活でしょうか?
LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれ、細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因となるとのことです。
昨 年:111
今 年:117
基準値範囲は60〜119なので、昨年、今年とも基準値ぎりぎりです。
筋肉運動のエネルギー源となるアミノ酸の一種クレアチンが代謝されてできた物質で、腎臓の機能低下の程度を把握できるとのことです。
昨 年:0.71
今 年:0.81
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
慢性腎臓病(CKD)の重症度の指標となるのがeGFRで、推算糸球体濾過量と呼ばれています。
腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示してお、この値が低いと腎臓の働きが悪いと判断されます。
昨 年:94.6
今 年:81.4
特にこれはいずれも、基準値範囲内で、タバコをやめたことによる影響はないとは思います。
尿酸は主にプリン体からつくられ、食べ物から取り込まれるプリン体と、体内にあるプリン体を原料にしてつくられ、一定量を保っているものです。
昨 年:5.7
今 年:7.0
基準値範囲は2.9〜6.7なので、今年は少しオーバーしてしまいました。
これもタバコをやめた云々は関係なさそうです。
細かいところの変動はありましたが、結果的には全て異常所見なしという診断で、再検査や要精密検査の結果がでたものはありませんでした。
タバコをやめてみて、劇的に何か変わったかというとそうでもなく、目立っていたのは血圧と白血球数値でしょうか。
特に白血球数値が高い場合は、タバコを控えてということが良く書かれていましたので、一定の効果がでたのではないかと思います。
またHDLコレステロールの改善がみられないのは、タバコというよりも食生活を少し見直すべきではないかと思います。
禁煙の目に見える効果が分かる絶好の機会であった健康診断ですが、タバコだけではなく、アルコール等も含めた食生活や運動も大切だなと改めて思います。
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タグ:健康診断
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