2015年02月23日
【タバコ・禁煙知識35】 禁煙より難しい減煙
禁煙より、減煙の方が難しいとよく言われます。
一見、全く吸わなくなる禁煙よりも、吸う本数を減らす減煙の方が楽に思えるかもしれません。
なぜ、減煙することは難しいのでしょうか
私も吸う本数を減らそうと、頑張った時がありました。
1日に決めた本数だけ吸おうと、吸いたくなっても、我慢して、過ごしました。
そうすると、不思議なことに、だいぶ時間をあけて吸った時の、
うまさが格別でした
禁断症状を我慢して、我慢して、我慢して、吸った時は、1〜2時間おきに吸っていたうまさとは、全く別物で、それはそれは至福の時でした。
そうです、本数を減らすことによって、タバコを吸う時間間隔が大きくなり、禁断症状をひどくして、ひどくして、タバコを吸う。これではタバコの離脱症状を乗り切るどころか、吸いたい気持ちは逆にどんどんと強くなってしまいます。
そうしていくと、タバコがすごい貴重で、おいしいと変に錯覚してしまい、タバコをやめるどころか、やめることを難しくさせてしまいます。
禁煙した時の離脱症状を何度も体験して、タバコを吸って、また離脱症状になり、タバコを吸っての繰返しです。
ですので、禁煙をするためのステップとしての、減煙というのはないと思って頂いても良いかもしれません。
減煙することによって、タバコの本数の節約はできるかもしれませんが、決して禁煙はできません。
徐々に吸う間隔を長くして、減る本数を減らしていった、最後は吸わなくする。
はっきり申し上げてそれは無理です。
よほどタフな精神力の方であれば大丈夫かと思いますが、少なくても私は無理です。
また、次の吸う時間までの離脱症状の苦しみが長く続き、それは減煙を続けている限り、永遠に続きます。
わざわざ苦しくさせて、ニコチンを注入し、さらにまた苦しくさせての繰返しとなります。
減煙は禁煙のステップではありません。
禁煙をする方は、タバコを吸わないと決めてから、吸ってはいけません。
スパッとやめることが必要です。
本日も読んで頂きありがとうございます
ランキングクリックお願い致します、励みにさせて頂きます
にほんブログ村
禁煙 ブログランキングへ
タグ:減煙
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3329607
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック