■ 【既婚者ゲイへ】先に愛した人,DEAR EX,誰先愛上他的: ゲイだって言いたいことはある。

2019年02月07日

■ 【既婚者ゲイへ】先に愛した人,DEAR EX,誰先愛上他的

こんにちは！
こんばんは！
ななとです！

今日は、ちょっと気になって
みた映画のレビューです。
※ゲイネタが含まれます。
※Netflixでの配信を見ました。

日本タイトルは『先に愛した人』
英語タイトルは『DEAR EX』

僕的には、うーん。英語タイトルのが色々としっくりくることが多いです。
見終わった今。

さて、あらすじです。

死んだ父親の恋人で保険金受取人にもなっている
自由気ままな若い男と、
その事実に激怒する気の強い母親の間に挟まれ、
思春期の息子は戸惑いを隠せない。

引用元：Netflix

毎回おもうんですけど、なんでこんなにそそられない内容がかけるのかｗ
僕がみたときもっと違うこと書いてたとおもうんですけどねｗ

死んだ夫の保険の受け取り先が妻ではなく
夫の恋人の男だと知った妻は激怒し、
男の元へ行く。
息子は、亡くなった父、厳しい母、父の恋人の男
渦中にいないようで、いる自分。
思春期と父の死、厳格な母に反抗し、
父の恋人の元で暮らし始めるが…

From ななと

こんな感じです。

ネタバレは、後半で書きますが、
簡単に言うと
既婚者ゲイが、みんなを死んだ後も振り回すってことですｗ

愛した相手っていうので美化されてますが、
死んでも周りを振り回すか！って思いましたｗ

「俺、既婚者」っていうゲイの方に
ぜひ見てもらいたい１本です。

僕は、どれにも感情移入はできなかったんですが、
映画の雰囲気が好きでした。

「500日のサマー」を少し思い出しました。

それなりにハッピーエンドだとおもうので、
興味のある方は見てみてください。

《誰先愛上他的》首圖.jpg

日本語トレーラーがなかったです。

さて、ここからは、ネタバレなので、注意してください。

見た感想としては

ゲイの愛人、息子、妻と
３人の関係があるんですが、それぞれで思いが交差しています。
・愛人と息子
・息子と妻（母）
・妻と愛人

この３種類の関係が丁寧に描かれていました。

愛人と息子

愛人の元に息子が転がり込んでくるんですが、
愛人も戸惑いつつも、息子の面倒をみます。
ただ、息子も父の愛人が本当に男なのか？って疑問も抱いてるような気もします。
母の元から逃げるのが表面では見えますが、
僕には息子が、
父が本当に男を愛したのか？
この関係は本当なのか？ってのを
確認している気がします。

また、愛人からすると息子に愛した人の面影を感じるようで
強く言い切れないところも見えます。

息子と妻（母）

夫婦円満だった３人のシーンが出てこないので、
昔からそうだったのか？はわからないですが、
話中では、すごく厳しいお母さんです。
・添加物の食品はダメ
・勉強は絶対
それが、夫がゲイってわかったから
始まったことなのかは、わからないですが、
妻が自分自身に自信がないことは、映画の中でわかります。

夫が帰ってこなくなり、職場の同僚に女を出せみたいなことを言われて
女出して迫るんですが断られます。

それを妻がどう捉えたのかわからないですが、
自分に魅力がなかったから
男に走ったと思いこんだのかもしれないです。

なので、母としては完璧にしようと思ったのかもしれないですね。
何か自信になるものをと思って。

妻と愛人

話のメインになるんじゃないでしょうか？
元々は、保険金の受け取り主が愛人だったことに怒鳴り込みますが、
原因は何であれ、結局怒鳴り込んでたんだと思います。

妻であるのに２番であったことを認めたくなかったんだと思うんですよね。
強気で出てしまったことによって
妻自身が折れるタイミングを逃していきます。
見てて、強がらなくても。って思うことが多いです。

何かしら理由をつけて行動してます。

息子も愛人のところへ転がりこみ
それも自分のせいだとわかってても認めたくない様子が
見えます。
夫と息子を、愛人に取られたと思ってしまったんでしょう。
強気で折れることができなくなった妻は、
愛人のお母さんに「息子はゲイ」とばらしてしまいます。

言ってしまった自分に罪悪感を感じつつも
どんどんヒステリーな態度をとってしまいます。

愛人も保険金の受け取りが本当に自分だったとはおもっていなかったようで、
ラストまでなぜここまで妻が絡んでくるんだろうと疑問が頭の
片隅にあったのかもしれません。
だから、適当にあしらってたのかもしれません。

それでも、恋人の最後には奥さんに連絡してるので、
自分だけの！とは、思ってないんでしょうが、
実は、先に旦那と付き合ってて、
結婚でわかれて、
愛人になってとの流れが途中で出てきます。

一番、愛人が辛かったんじゃないかな？と
僕からすると思い入れのせいか思うふしがあります。

３人

最後には、夫が死んでちょうど100日目で
すべてが解決する出来事が発生します。

愛人も愛していた
ゲイだとばらしても息子を愛したお母さん
亡くなってから100日目になぜ怪我をしてもこの舞台をしたかったのか
妻は悟ったんではないでしょうか？

これを気に、息子との関係も改善されます。

ただ、この映画は、息子の心情は描かれていますが、
他の出演者の心情は描かれていないんです。

なので、この映画をみてすごいなと思ったのが
演者さんでした。

こんなに話が伝わるのかと。

最後に。

総合的な感想になるんですが、
３人共、一応着地点があり、よかったと思ったんですが、
見終わったあとに、僕は既婚者ゲイがすごく腹立たしくなってきました。

結局周りの人を自分の思いだけで
あんなに振り回したのかとおもって。

既婚者であるなら
今の人を愛してあげてほしいし、
既婚者ゲイ好きな人も
不倫であることをわかってほしいなと思います。

よく見るのが
既婚者であるのがステータスのように書いてるプロフィールって多いですが、
僕は、好きではないです。

バレなきゃいいとおもうこともあります。
秘密は墓場まで。
確実に持っていけるならいいですが、
バレる確率があるなら、
少ならからずやめてほしいなと思います。

映画自体はすごく素晴らしい作品でした。

１度ゲイの皆さんには見てほしいなと思います。

見終わった今なら、Dear Exで止まってることも納得できます。