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2017年04月01日
トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」 保坂成敏 中村将人
「未来に備えるために 今すぐはじめるべきことを 緊急提案!」
「このままでは 老後貧乏まっしぐら!」
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衝撃の帯をめくると
まえがきにはこんなフレーズが・・・
「いまあなたは、お金の将来についてどれくらい真剣に向き合っていますか?」
前回記事にも書きましたが
通貨革命がもう始まっています。
ビットコイン入門 ~1円から送る・使う・投資する~ 小田玄紀
預金をしていれば安全という時代はもうとっくに終わりを告げています。
それと同時に、投資が一部の人間だけの特別な思考、技術、博打?ではなく、
一般の庶民があたりまえに取り組む分野となってくるのです。
そのためにはまずは、お金とは何か、投資とは何かを知ることです。
かつての年利8%郵便保険の時代がありました。
いまはそれを 自分で生み出さなければならない時代になってきたということです。
これは本当にすごい時代です。
そのためには、円の世界だけにとどまる時代も終わりを告げています。
自国通貨の円と外貨、仮想通貨とどう向き合うのかがとても重要になります。
つまり、自分のお金をどう守るのかという問題は
自分の円をどう守り、どう活用(投資)するのかという問題になってきています。
先日ある証券会社の方とお話したときに
日本のお金に関する教育はシンガポールと比べて
20年遅れているといわれました。
そして、日本はすでに戦前の恐慌の時代に入っていると・・・
日本はかつてそれだけ安全な国だったということですが
これからは そうではないということです。
過労死寸前まで働き お金を稼ぐことに何の意味があるでしょうか・・・。
金の亡者としての「投資」ではなく、
私たちは主権を取り戻し 人生を楽しむために
どうしてもお金と向き合わねばならないのです。
まえがき
「まずは逃げずに現実を受け止めてみましょう。
『自分のお金の問題と向き合い、対処する』ことは、その第一歩です。」
「今、時代の変革期にさしかかっています。
私たちは、真剣になって取り組まなければなりません。
自分の身を守るのは自分を置いて、他にはいません。」
この本は、2015年11月20日初版です。
あなたもまだ遅くありません。
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2017年03月11日
ビットコイン入門 ~1円から送る・使う・投資する~ 小田玄紀
あなたはもうビットコインを持っていますか?
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フィンテック
ブロックチェーン
AI
2017年 中央銀行日銀だけが通貨を発行する時代は終わります。
おかねの概念はもう変わりつつあるのです。
仮想通貨にお墨付き 広がるビジネスチャンス 2016/5/26
三菱東京UFJ、独自の仮想通貨発行へ 一般向けに来秋 2016年6月10日
メガ銀、フィンテック加速 三井住友・みずほ、仮想通貨に出資 三菱UFJはAI活用 2017/2/14
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~まえがき 抜粋~
私自身、実は1年前まではビットコインについて正しい知識を持っておらず、
「なんとなく不安だから知らなくてもいい」
という程度にしか考えていませんでした。
ただ、知れば知るほどその可能性を感じるようになり、
これは多くの人が知っておいたほうがいいのではないかと思うようになりました。
本書は
・ビットコインのことが気になっているけれど、よくわからない人
・金融機関に勤めていて、仮想通貨について知りたいものの、難しそうと感じている人
・海外送金をする機会があり、その手数料に負担を感じている人
・ビットコインを使いこなすことでお得な経験をしたい人
・FXや株式投資の経験はあるものの仮想通貨取引は未経験の人
を対象としています。
実は「仮想通貨」というより、本質的には「暗号通貨」と呼んだほうが正しいということ。
海外では法定通貨よりも仮想通貨の方が安心・安全だと思われている国もあること。
実は日本でも※大手金融機関が仮想通貨のテクノロジーを採用しており、今後仮想通貨を扱う可能性が高いこと
(ブログ管理者補足・・・すでに発表されている三菱東京UFJ、独自の仮想通貨発行へ 一般向けに来秋 2016年6月10日)
送金や決済の手数料が低く、さまざまなメリットがあること。
いまは「一部の人間でしか使われない通貨※」であるビットコインが「多くの人が日常的に使われる通貨」になる日はそう遠くありません。今のうちにビットコインを知ることで、いち早く仕事に取り入れることもできますし、投資でリターンを得られる可能性も高いでしょう。
2016年10月14日 小田玄紀
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~管理人後記~
私がビットコインを持ってまず思ったのが
中央集権の通貨から開放された自由感です。
政治家や官僚がAIになったほうが
無駄なく民に恩恵を与える選択をしていくのでは・・・と思うのと同様に、
現在の既存の通貨は、何か大きな既得権の中で転がされているのは事実でしょう・・・
そう考えると、中央から独立したブロックチェーンという技術の可能性は
社畜や国畜から開放される爽やかな未来を感じるのはわたしだけではないはずです。
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2015年04月03日
サティシュ・クマールのゆっくり問答 with 辻信一
よい本のまえがきは、すばらしい。
この本も例外ではない。
辻信一氏が、サティシュ氏の名言を集めている。
「ゆっくり織り、ゆっくりと縫い、ゆっくりと学ぶ。心よ、ゆっくりと行きなさい。そうすればすべてがうまく行く」
「ブッダもキリストもガンディーもたくさん歩き、地球から英知を授かった。よい思想とは歩くことで生み出されるのだ」
「愛国の本来の意味とは何か。それはローカルであることだ。ローカルフード、ローカルエネルギー、ローカルな福祉、ローカルな経済・・・。その意味で愛国の時代が来ている」
「手を通して、心が、魂が、つくられるモノの中に入っていく。だから私は、手を使うことこそが教育の第一義だと信じているのです。手によって見る、感じる、考えることが人間にとって不可欠です」
「人生とは巡礼です。私たちはみな巡礼者です。自らの一歩一歩を意識し、丁寧に足を運びます。
その一刻一刻が今ここにある自分です。その一刻一刻が奇跡です。
人類に奉仕し、地球のために仕えることができるという特権に私たちは恵まれています。
地球が危機になるからといって、思い悩むことはありません。
ただただ、世界に仕える自分の一刻一刻に集中すればよいのです。その奉仕は自らの変革です。
何かを達成しようとする必要はありません。
結果として何かが達成されたとしたら、それはおまけのようなもの。
何かの利益が生じたならそれも単なる副産物にすぎません。
重要なことは、自分が巡礼者として、旅をしていること。そしてそのことに大いなる感謝をいだくことです。
だから私のように、重荷を背負わず、軽々と行こうではありませんか。
今ここに生きることが、そして、奉仕することが、自由であり、解放なのです。
成功を求めてはいけません。ただここにおける充実を求めましょう。
わたしたち一人ひとりが宇宙なのです。一体それ以上何を背負う必要があるのでしょうか」
今、何かに向かって歩いてはいるが
一向に成果が得られていない人に「暖かい励まし」と「勇気」になる一冊です。
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2015年03月11日
日本人の忘れ物
今私たちは二十一世紀を迎えた。大きな歴史の節目である。
その節目に立って、新しい世紀をどう気づいていったらよいのだろう。
とうぜんそれは、過去を反省することから見えてくるにちがいない。
二十世紀が作り上げた快適な生活は、すばらしい。
掃除も洗濯も機械がやってくれるようになり、あっという間にヨーロッパまで飛んでいける。
医療も発達し生活環境もととのえられて、人間は八十歳をこえて生きられるようになった。
しかし、私たちは、今まであまりにも物質的なものばかりを重視してきた。
(中略)
ところが二十世紀以前は、人間はけっして心を忘れてはいなかった。
(中略)
もちろん日本人自身ですらうろ覚えになっているもの、最近はどんどん忘れてしまっているものも多い。
そこで二十一世紀を迎えて私たちが心がけるべきことを、ここでもういっぺん、お互いに確認しておきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この本は随分と古い。
古いといっても今からわすか14年ほど前だ。
そのとき生まれた子どもが今は中学生になっている。
その間、震災、集団的自衛権、特別秘密保護法・・・があった。
なのに、このまえがきはまったく色あせていない。
色褪せないどころか、震災から4年経った今も
問いかけてやまない心の声が聞こえる。
われわれは、この14年間大人の役割を果たしてきただろうか・・・。
「メメント・モリ」
死などないと上滑りの生活をしてきた大人を尻目に
子どもたちが人の命を奪う。
皮肉にも逆説的に大人が子どもに「いのち」を教わる。
永遠に続くものはない。
当たり前のことは何一つない。
4年前、誰もが感じたあの日以来、
さらに日本は、確実に筆者の言う日本を忘れてきた。
中古なら1円で買える本・・・
読まずして大人になるな。
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2015年02月24日
弱さの思考 ~たそがれを抱きしめる~
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―われらは柔和な道と非暴力の心を求める、小さいものはすばらしい。(シューマッハー著「スモール・イズ・ビューティフル」)
こうした観点に立てば、環境危機とは、
科学・技術や金融工学によって
次々に人間の有限性を突破していくという現代の物語が
必然的に生み出した結末だということがわかる。
とすれば、この危機を超えていくのは、もう一度、
スロー、スモール、シンプルという制約の中にある
それぞれのあり方に立ち戻るしかない。
言い換えれば、「弱さ」をもう一度わがものとして
抱きしめることが必要になるのだ。
「制約」を突破する「強さ」(フォース)を偏重するのが
文明というものだとすれば、文化人類学で言う「文化」の中にこそ、
「制約」という「弱さ」を受け入れ、抱きしめ、
それをポジティブな力(パワー)へとかえる智慧が秘められているのではないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私たちが生きているこの地球上で一体何%の人びとが「強者」といえるのだろうか・・・
「強者」の中に大きな弱点があり、
「弱者」の中に小さな強さがあり、
3.11以後、私たちの「強弱」の基準は根こそぎ揺らいだのかもしれない。
「寛容」という美徳を忘れ、「強者」の振りをしている者が
圧倒的に多くなった現代で、実に優しさがしみわたる本である。
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2015年02月20日
99%がバカに洗脳された国NIPPON!
「このままではこの愛する祖国日本は
支配者1%に蹂躙されて
人々の生活はどんどん貧しくなり惨めになり
まるで集団自殺するレミングの群れのように
なってしまうかもしれないのです
日本のテレビ、新聞は
支配者1%に乗っ取られていて
本当にことを何一つ伝えていないのです
大量一括化の洗脳の道具なのです
まずはそのことから知ってもらいたい
99%のバカに洗脳されたNIPPONの
秘密の扉を今ここに開きます
―そこから何が見えるのか、勇気を持って直視してください!」
筆者はまだ30歳ぐらいの若者です。
そんな若者から「バカ」扱いうけたからといって
すぐに頭に来てはいけません。
洗脳されていない1%に入ることが優れていると言う
優生学の問題でもありません。
ここに書かれていることはおそらく
われわれがささやかに平和に暮らしたいという
かすかな願いも打ち砕く衝撃的なことがかかれてあります。
こういった類の本を沢山読んだ方には
「まとめの本」としてすぐれた良書ともなります。
その衝撃を冷静に「ありうる」こととして受け止めるとき
「われよし」ではもうだめだという別の希望が生まれます。
それは一人の人間として何ができるかという尊厳と使命感かもしれません。
よろしければどうぞご一読を・・・。
2015年02月16日
エンデの遺言「根源からお金を問うこと」
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「世界をおおう金融システムとその上に乗って自己増殖しながら疾駆する「貨幣」は、
人間の労働の成果と自然を含む価値高い資源を、貧しい国から富める国へと移す道具となっている。
本来の役割を変えた貨幣は「利が利を生むことをもって至上とするマネー」となった。
この変質する貨幣の全体が「エンデの遺言」に凝縮されている。エンデは予言している。
「今日のシステムの犠牲者は、第三世界の人びとと自然にほかなりません。
このシステムが自ら機能するために、今後もそれらの人びとと自然は容赦なく搾取され続けるでしょう。」
「重要なポイントはたとえばパン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、二つの全く異なった種類のお金であるという認識です。」
お金本来の役割
①交換の媒体
②価値の尺度
現在の通貨の付随機能
①②+
③価値の保存
④投機的利益の道具
⑤支配の道具
この世のありとあらゆるのもが時とともに減価するにもかかわらず
全く減価しないどころか増幅し続けるお金の性質こそが
働いても働いても幸福感を得られない原因なのだろう。
本の中で、エンデが信望したシュタイナーの考え方も引用されています。
「所得と職業、報酬と労働はひとつになってしまっていること」が現代の悲惨な原因とし、
「同胞のために働くということと、ある決まった収入を得ることは、相互に完全に分離された二つの事柄である」
「個々人が、その仕事の収益を自分の権利として要求することが少なければ少ない程、
つまり彼がその収益を共同者と分かち合うことが多ければ多い程、
また彼自身の欲求が彼の業績からでなく、他の業績から満たされることが多ければ多い程、
ともに働く人びとすべてを癒すものがますます大きくなっていく」
このシュタイナーの示唆を読んでもわからない人はおそらく、
今の貨幣の歪んだ常識を「普通の常識」として捉える域から出ていない証拠であろう。
歪んだ貨幣経済システムを
時間泥棒「灰色の男」に託した名作「モモ」・・・
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モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37) 新品価格 |
2015年02月13日
ときには、あとがき「暮らしの手帖・創刊号」
(前略)この本は、けれども、きつとそんなに売れないだろうと思います。
私たちは貧乏ですから、売れないと困りますけれど、それどころか、
何十万も、何百万も売れたら、どんなにうれしいだろうと思いますけれど、
いまの世の中に、何十万も売れるためには、私たちの、したくないこと、
いやなことをしなければならないのです。
この雑誌を、はじめるについては、どうすれば売れるかということについて、
いろいろのひとにいろいろのことを教えていただきました。
私たちには出来ないこと、どうしても、したくないことばかりでした。
いいじやないの、数はすくないかも知れないけれど、きつと私たちの、
この気持ちをわかつてもらえるひとはある。
決して、まけおしみでなく、みんな、こころから、そう思つて作りはじめました。
でも、ほんとは、売れなくて、どの号も、どの号も損ばかりしていては、
つぶれてしまうでしよう。
おねがいします、どうか一冊でも、よけいに、お友だちにも、すすめて下さいませ。(後略)
これほど実直で素直なあとがきを見たことがない。
「いまの世の中に、何十万も売れるためには、私たちの、したくないこと、いやなことをしなければならないのです。」
「私たちには出来ないこと、どうしても、したくないことばかりでした。」
給料は我慢料といったのは美輪明宏氏・・・
売り上げもきっと我慢料なのだろう。
こういったことを実直に書けるのが「昭和」なのだと思う。
今の世の中こういった素直な物言いができるまたは、してもいいという風潮ができれば
ずっと楽になる人たちが沢山いるんだと思う。
2015年02月11日
美しきペテンの島国
「何の本でしょう・・・・・・
美しき敷島―。
須磨大使は日本国を古語でそう語った。
目の前で蹲踞の姿勢のまま、厳かに語る巨軀の駐スペイン大使の言葉にべラスコは、ウットリと酔いしれて、まだ見ぬ日本を想像した。
須磨の態度にこそ、サムライの姿を見たのだろう。
(中略)
美しき島国・日本を前に、美しさに欠ける情報のプロの出会いは、日西が知力を競うまさに“ペテンゲーム”のオープニングにふさわしい場だったような気がする。
謀略と裏切りに知力を尽くし、全霊を賭けた両人の世界こそが、本書の題名の名付けの親に思える。本書はそんな本です。」
高橋氏の本を読むと、知識のなさからくる「かゆいところに全く手が届かない」まだろっこしさと
日本はもう終わっているのかという悲観さとが同時に襲ってくる。
しかし、高橋氏が「終わっている」と言う日本で、日本人に向けていまだに本を提供し続けること自体が
「微かな希望」と思えてくるから不思議である。
自分の言うことすら信じるなという高橋氏と的確な質問を投げかける小池氏との小気味いい会話文だが
扱っている内容は読むものの力量如何によって「大きく」とも「小さく」とも響く。
他のおすすめの本・・・
真説 日本の正体: 封印された謀略の裏面史を紐解く
天皇の金塊
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2015年02月09日
神からのギフト
山村君のこと 歌手 さだまさし
「『求道』という言葉がある。彼は真に求道者だった。
彼自身が到達したい場所は僕のような凡人には到底解からなかったが、しかし多分僕らには
共通の喜びがあったろう。それは「誰かの、できれば沢山の人々の笑顔のために生きて生きたい」という願いだ。
偽善でいうのではない。これは彼や僕のような性質の者がうっかり持って生まれてしまった「サービス精神」なのだ。
『みんなが元気で楽しかったら最高だなぁ」という単純な願いだ。」
スピリチュアルヒーラーとしての山村氏の本にさだまさしさんが前書きを書いているところが実に興味深い。
そしてふたりの共通点が「みんなが幸せならいいなぁ」というサービス精神(笑)という分析も面白い。
どんな硬いまえがきよりもしっくり来る表現だ。
世の中の親切は、こういった種類?の方々のお陰で成り立っているのは間違いない。
光のいやしが地球を救う―なぜ病気が消えてなくなるのか
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2015年02月07日
富と成功をもたらす7つの法則
「随分にもなりますが、内科医として、病気を取り除こうというアプローチは機能しないことに私は気がつきました。
一つの問題を治療すると、異なる問題が表面化するのです。
残念なことに私たちの社会にも、お金が幸せの源だという概念、技術が私たちを健康にしてくれるという考えや、武器や軍隊が安全の源であるという信念などの間違った約束事をもちこんでしまっています。
そんな中で、東洋に古くから言い伝えられている英知では、すべてのウェルビーイング(身体的、精神的および社会的な健康)の源が、私たち一人ひとりの中にあると教えています。また、人類の意識は「無限の可能性の場」であり、もし私たちの洞察、直感、想像、インスピレーション、意図の源が私たちの存在の本質に根ざしていれば、私たちは願望を実現し最高レベルの想像力を発揮することができるとも教えてくれています。」
人間の悩みは「福禄寿」のいずれかに属するといわれています。
福・・・人間関係
禄・・・お金
寿・・・健康
その悩みは、技術的なことで解決しないと著者は言っています。
「私たち一人ひとりの中にある無限の可能性の場」と著者は言っているのです。
まだ目に見えない夢(波)が、現実(粒)になるその過程とは何か・・・
実現されないものが実現される過程(=創造の過程)には7つあるらしい。
法則1 純粋な可能性の法則
法則2 与える法則
法則3 原因と結果の法則
法則4 最小限の努力の法則
法則5 意図と願望の法則
法則6 手放す法則
法則7 人生の目的の法則
今までの成功法則の本とは一線画し日本人にとってなじみやすいのは、
マドンナやマイケルジャクソンが信望したということだけでなく、
著者が医学博士であり、東洋哲学への造詣も深いからであろう。
「驚天動地」(アミット・コズワミ博士著)とあわせて読むとよりわかりやすい。
2015年02月06日
花森安治伝
「今夏の戦争に、女の人は責任がない。
それなのに、ひどい目にあった。
僕には責任がある。
女の人がしあわせで、
みんなにあったかい家庭であれば、
戦争は起こらなかったと思う。
だから、君の仕事にぼくは協力しよう。(「暮らしの手帖」と半世紀)」
暮らしの手帖の前身「スタイルブック」からの相棒大橋鎮子氏への言葉である。
花森安治(1911~1978年)
「暮らしの手帖」編集長。ジャーナリスト。戦時中の1941~45年まで大政翼賛会宣伝部に所属。
「欲しがりません勝つまでは」などの戦時標語の採用(東京在住の男性が小学生の娘の名前で応募した作品を花森が採用したものである。)に関わり、政府の戦意高揚政策に協力。(大和書房・「平和のための名言集」-早乙女勝元編)
豪放な性格、反骨精神と奇矯ながら、真摯な行動でも知られ、数々の逸話を残す。おかっぱ頭やスカート姿を貫いたのもその一端である。
今現在も発行され続けるこの雑誌は、名物の「商品テスト」はなくなったものの
創刊時の志を堅持しながら続いている脅威の雑誌である。
創刊号のあとがき(花森の相棒の大橋鎮子氏による文)は、今の私たちの心にぐっと迫ってくる名文である。
いまだかつてこんなに実直で等身大のあとがきを私は見たことがない。
「この本は、けれども、きつとそんなに売れないだろうと思います。私たちは貧乏ですから、売れないと困りますけれど、それどころか、何十万も、何百万も売れたら、どんなにうれしいだろうと思いますけれど、いまの世の中に、何十万も売れるためには、私たちの、したくないこと、いやなことをしなければならないのです。この雑誌を、はじめるについては、どうすれば売れるかということについて、いろいろのひとにいろいろのことを教えていただきました。私たちには出来ないこと、どうしても、したくないことばかりでした。いいじやないの、数はすくないかも知れないけれど、きつと私たちの、この気持ちをわかつてもらえるひとはある。決して、まけおしみでなく、みんな、こころから、そう思つて作りはじめました。でも、ほんとは、売れなくて、どの号も、どの号も損ばかりしていては、つぶれてしまうでしよう。おねがいします、どうか一冊でも、よけいに、お友だちにも、すすめて下さいませ。(後略)」
やりたくないことをやって
何気ない「暮らし」を戦闘に巻き込んでしまった
花森氏の懺悔と義憤の雑誌がこの「手帖」なんでしょう。
暮しの手帖 2015年 02月号 [雑誌]
一戔五厘の旗
2015年02月04日
教えることの復権
「教師の教える力が衰退し、『教えない教師』が増え、
一見、主体的に『いきいき、のびのび』と子どもたちが
学んでいるように見える教室で、子どもたちはどのような力を獲得しているのか。
そこにまで目が届かないまま、まなびが称揚されている。
『なぜ子どもは勉強しなければならないのか』という疑問が
学校や教師の無力さを印象付ける一方で、
私たち大人や教師たちは、『なぜ教えるのか』という問いに正面から向き合ってきただろうか。
(中略)
私たちはなぜ教えるのか。子どもたちの学ぶ意味を問い直すためにも
まず私たち大人が、この問いに正面から向き合わなければならない。
そこから教育を考え直す糸口も生まれるだろう。」
いま、how to を教える大人は多い。
その陰には「損得の論理」がちらちらと見え隠れする。
whyやbeingなどの根本はまだろっこしいのか
それとも教える側が考えたことがないのか、とんと疎まれる傾向にある。
大村「子どもがやりたいといったことをそのまま根拠にしてはだめ」
1906年生まれの大村氏らしいこの意見に真っ当に意見し合える人はどれだけいるだろうか・・・
「教えること」はそのままわれわれの生き方をさらけ出すことと同じだ。
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2015年02月03日
働かざるもの飢えるべからず
「本書で扱い命題は、ただひとつです。それは、社会は人のためにあるのであり、
人が社会のためにあるのではない。ということです。
(中略)
その答えを考えていくと、ある論理にたどり着きます。
働かざるもの、食うべからず
これはすなわち、社会のために犠牲を払った者だけが、社会から糧を受け取る
資格があるということです。あまりにも当たり前に聞えるこの評語ですが、
もしこれが正しいとすれば、人は社会のためにあるのであり、社会が人のため
にあるのではないということになります。
私にはそれこそが本当の社会主義、あるいは社会至上主義であり、冷戦が終
わってなくなったどころかますます強くなったのがこの社会至上主義こそが、リー
マンショック後を覆っている「こんなはずじゃなかった」感の源泉だと考えています。
「働かざるもの、食うべからず」というのは、実は社会至上主義の強制なのです。
(中略)
社会を豊かにしたほうが、個々人を豊かにするより、人は豊かに生きられる。」
宮沢賢治(1896-1933)が農民芸術概論綱要の中で唱えた
「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」と重なります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html
私たちの苦しみの根本は80年前となんら変わらないということです。
生産と労働、収入と労働を切り離した「労働」を人類は創り出す事ができるのか・・・
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2015年02月02日
跳びはねる思考
「僕のエッセイの中で伝えたかったのは、その人にしかわからない世界があるということです。
ものごとは少し見方を変えれば、全く違った捉え方ができるのではないでしょうか。
僕がどんなに飛び跳ねても、それは一瞬のことで、すぐに地面に着地してしまいます。
なぜなら体というおもりがついているからです。
しかし、思考は、どこまでも自由なのです。」
自閉症だからこそわかる世界がある。
健常のわれわれの感性のほうが退化している気がする。
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