アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年06月28日

ファリャ バレエ音楽「三角帽子」

ファリャはスペインの作曲家。他にスペインの作曲家には、アルベニス、グラナドス、ロドリーゴなど。どの作曲家をとっても民族色豊かで、ファリャもまた同様です。

バレエ自体は、ディアギレフのロシアバレエ団の委嘱で書かれたんですが、現在は演奏会形式で第1部と第2部に分けて演奏されることの方が多いでしょう。

有名な「粉屋の踊り」が入っているので、ああ、これは聴いたことあるなー、と思う人も多いですが、曲としては是非序奏から第1部と第2部を全曲聴いていただきたい。

曲の中では、それぞれの場面の登場人物を表すモチーフが出てくるんですが、まあ、これが良く出来てる。美しいメロディが、息をつく暇もないくらい次々と出てきて、あれよあれよと展開していく。

そして、圧巻は第2幕最後の「終幕の踊り」。このバレエはコメディで、最後はドタバタで終わるんですが、そのドタバタの「終幕の踊り」が始まると、いままで出てきたモチーフのメロディがいろんな形を変えて現れます。吉本新喜劇の、最後に全員が出てきてドタバタしてジャンジャンで終わるやつを、音楽でやっちゃってます。作曲の技法としてはすごく難しいことをやっていて、しかもそう聴かせないという凄さ。

どうしても、有名な「粉屋の踊り」と派手な「終幕の踊り」をセットにして演奏することが多いんですが、全曲聴いてもらうとこの曲の真価がわかります。

ファリャ:バレエ≪三角帽子≫、≪恋は魔術師≫ [ シャルル・デュトワ ]

価格:1,718円
(2020/6/29 10:39時点)
感想(0件)


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9980186
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
なかなかやんさんの画像
なかなかやん
音楽大好き、読書大好き。いろいろ聴きます。DTMなんかもやります。作曲もします。小説も書いてみたいです。
プロフィール
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ←よろしければクリックしてください

人気ブログランキング ←よろしければクリックしてください
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。