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★★★★★
辞書が題材になってるってことで、面白そうだなーと思って即購入。あと、『風が強く吹いている』の三浦しをんさんということもあり。
やっぱおもろかったわ。
辞書を題材にしているだけあって、おれの国語力では、片手に辞書が無いと理解できない言葉や諺もしばしば。
やっぱ狙ってるのかな。でもそうやって本の外側でも楽しめる感じだった。
あと、どのキャラももれなく魅力的だった
主人公はもちで、一見チャラい西岡くんや、先生、前任の荒木さんとか、辞書現場や主人公の特異さに初めは憂鬱になる新任の子とか、下宿主の神的な暖かさを持ったばあちゃんとか。
なんか作者は女性なのに、男キャラの視点とか心理描写とかが面白かった。
あと、仕事や夢追いを真剣にやってる人同士の恋っていいなあと思ったり。惹かれあう要素がそこで既に大人だもんな。
あと、節々で笑いながら読めた。
逆に、辞書作りに費やされる膨大な年月と、それにもかかわらず継続される情熱に、しみじみしたり。
あとやっぱ仕事のチームワークっぷりがよかった。誰もが得意不得意が当然あって、でもなんだかんだで、あんな感じで互いを頼りあって信頼しあって仕事できるなんていいな。
次から辞書をひくときは、ちょっと読み方が変わるかも
映画版
タグ:辞書
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