2007年09月14日
香港芸能人、一番の権力者はアンディ・ラウ!?
「香港芸能界の権力者は?」。その疑問に答える「芸能界権力者ベスト50」が、香港メディアによって発表された。結果を見ると、ランクインしたのは会社社長・映画監督・音楽家・芸能人と様々で、1位に選ばれたのは、映画会社ショウブラザーズとTVBテレビを設立した邵逸夫(ランラン・ショウ)とその妻の方逸華(モナ・フォン)。香港での活動がない、呉宇森(ジョン・ウー)監督や俳優の周潤發(チョウ・ユンファ)、女優の張曼玉(マギー・チャン)は今回対象外となった。
意外だったのは、芸能人のランキング。8位につけた劉徳華(アンディ・ラウ)がトップで、ハリウッドでも活躍する成龍(ジャッキー・チェン)は13位。「ここ数年ジャッキーは、台湾総統選時の批判コメントなどでマイナスイメージがある」と分析されている。他は、9位周星馳(チャウ・シンチー)、22位梁朝偉(トニー・レオン)、25位張學友(ジャッキー・チュン)など。若手でランクインしたのは、39位の陳冠希(エディソン・チャン)ただ一人。ビジネスマンとしても活躍を続けるエディソンは、将来が期待されている。
また映画監督でトップだったのは、王家衛(ウォン・カーウァイ)の14位。杜其峰(ジョニー・トー)は16位、陳可辛(ピーター・チャン)は18位だった。90年代の香港映画界を象徴する2人、王晶(バリー・ウォン)は30位、徐克(ツイ・ハーク)は46位と少々さびしい結果に。
50人中8人はテレビ局関係者だったことも特徴。香港芸能界ではテレビ局が強い影響力を持つことを改めて示した。