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2016年09月29日

オプティカルイリュージョンのディティールを見てみよう

2016-9-19

MUSIC STATION ウルトラFES2016で放送された

Perfumeとライゾマティクスリサーチが組んで

披露した曲「Spending all my time」を観ました。
衣装について

M160919SAMT1.png

関係ないけど、この衣装どこかで見た覚えがあると思ったら、

「A Gallery Experience」で展示されてたやつの色違いだー。
Gallery.JPG

かしゆかのスカートの丈がアシメになってたり、

あ〜ちゃんのワンピースだけ襟が丸首になってたり、

のっちの上着が振り袖みたいになってたり、

3人とも肩のところに取っ手みたいな飾りが縫い付けてある所まで同じです。

このデザインの衣装は素材違いが何着かあるようですね。

World Tour 3rdで披露した「Spring of Life」では光沢のある赤い衣装で、
WorldTour3rdNY.jpg

DOME LIVE LEVEL3の「Spring of Life」では光沢のある青い衣装でした。
LEVEL3DOME7.jpg

LEVEL3より「Enter the Sphere」
LEVEL3DOME1.jpg

今回は光沢系の素材じゃない理由は、演出と関係あるのかな。

光を乱反射すると位置測定センサーが誤動作するとかですかね。

MUSIC JAPANや、CDTVなどはチェックしてないので、

まだ他の衣装バリエーションがあるかもしれません。

比較しやすいように、LEVEL3のキャプチャーした画像を貼っときます。

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME3.jpg

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME4.jpg

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME2.jpg

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME6.jpg

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME5.jpg

「LEVEL3 DOME LIVE公演」より「Spring of Life」
LEVEL3DOME8.jpg
オプティカルイリュージョンについての個人的な憶測

おぉっといけない。

今回の企画のメインはオプティカルイリュージョンでしたね。

私ときたら、ついついPerfumeの方にばかり目が行ってしまうもので(^^ゞ

さて、オプティカルイリュージョンと銘打って、

最新映像技術を駆使したセットでPerfumeがダンスを魅せてくれるようです。

あ〜ちゃんが言うには、

「平面のスクリーンなんですけど、立体に見えるんです。

(Perfumeという文字が)浮いとるじゃろ。不思議なやつです。」

とざっくりした説明でしたね。

M160919SAMT0.jpg

平たく言えばトリックアートのデジタル版でしょうか。

タモリさんとのやり取りしている際にPerfumeの後ろで、

ちらっと映ったライゾマスタッフのパソコンからは、

無数のケーブルが伸びていました。

M160919SAMT2.png

おや、こんな所にCEグッズの四次元ポーチがっ!。
M160919SAMTP.jpg

カメラ真正面に向けて置かれていますね。確信犯です。(笑)

ライゾマさんが着ている服の胸元にも「Perfume」のロゴが入っています。いいなぁ。

よくよく見ると机の下にケーブルがとぐろを巻いている上に、

スパゲッティ状態になっています。

Perfumeの位置をリアルタイムで把握するカメラや、

巨大LEDスクリーンを制御する機器やら、

Perfumeとセットを一番良い角度で捕えるようにカメラの向きを制御したりと、

様々な機器に繋がっているのでしょうね。

通常の観客前での歌唱と違って、別スタジオに大がかりなセットを

作り込んでいたところを見ると、数日前から準備していたのでしょう。

全体では壁面と床面が一体となった、かなり大きなLEDパネルでしたので、

何枚かLEDパネルを繋ぎ合せて作っていることは、想像に難くないのですが、

よく本番で映像が欠けることなく表示を安定させてるなぁと感嘆してました。

映画「WE ARE PERFUME」では、本番直前に「スクリーンに映像が出ません!」

なんてトラブルが起きていたので、今回のような背景の映像が肝となる企画で

機器トラブルが起きたら目も当てられません。

ケーブル内部で断線なんて起きた日にゃ、原因特定に時間かかるだろうなぁ。

事前収録タイプの音楽番組だったら、失敗してもやり直しができるはずなのに

あえて生放送のMステで新技術に挑戦するとは攻めてますねぇ。

Perfumeは自分たちのことをよく崖っぷちに立たずにはいられないと言っていますが、

ライゾマさん自身も結構、自分たちを追いこんでいるなぁと思わずにはいられません。

これは想像ですが、おそらくオプティカルイリュージョンという技術がありますよと

Perfumeに持ちかけたのは、きっとライゾマさんの方でしょう。

技術者としては、色々アンテナを張っていて、常に新技術に興味津々でしょうし、

新しい技法を見つけたら習得したくなるし、

身に付けたら、どこかで試したくなるというのが人情です。

ライゾマさんは技術者集団ですから、自分たちだけで公開するよりは

アーティストと組んだ方が認知度が高まるし、

広く一般に知ってもらえるというメリットがあります。

テレビで取り上げてもらえる為には、ELEVENPLAYとかPerfumeとコラボした方が

手っ取り早いですからね。

Perfume側にとっても、リオオリンピックの閉会式に携わった技術者集団と

一緒に仕事をしているということで、時代の最先端を行っているという

イメージを持ってもらえます。

まさしくWinWinの関係ですね。

Perfumeのことに詳しくない一般の人からしたら、

ライゾマさんとは5年前から一緒に仕事をしていることなんて、

知らないでしょうから、こうやってテレビで取り上げてもらえることは

有り難い話ですね。

これもDOME公演へ観客動員するための布石になることでしょう。
本編は一瞬たりとも目を離してはいけない

いよいよスタート。

映像は、3人の足元にワイヤーフレームで描かれたPerfumeが現れるところから始まります。

M160919SAMT3.png

このワイヤーフレームPerfumeはライブの時も、ちょくちょく映像が出てくるので

もうおなじみと言っても過言ではありませんね。

このワイヤーフレームでPerfumeを構成している3角形が四方へ飛び散る動き

M160919SAMT4.png

(パーティクルエフェクト)は、どこのツールを使っているんでしょうねぇ。

ライゾマさんが自作した映像ソフトに、特殊効果モジュールを組み込んだのかな。

映像だけでは、よく分かんないや。

次から次へと、酔いそうな位ぐりぐりと視点が移動します。

M160919SAMT6.png

私の中にある凄いメーターの上限を超えてしまっていて、

どのくらいレベルの高いことをやっているのか、もう把握できてないですよぅ。

例えば、グッズ売り場に長い行列ができていたとか、

ダウンロードランキング1位達成とか、

分かりやすい判断基準であれば、おぉ!エライことになってるなぁ!と判断できますが、

最新技術の場合は、ある程度自分の理解力を超えるとそれ以上高度なことを見ても

それって分からんって感じで、ただただ魅入ってしまうだけになってしまいます。

冒頭で、あーちゃんが言っていたように「不思議なやつです。」という感想が

正しい受け止め方なのかもしれませんね。

「Don't think! FEEL!」(考えるな、感じるんだ)というブルース・リーの名言を思い出します。

でも、どんな風に作っているのか気になる子ちゃんです。

PTA TVが舞台裏に潜入して紹介してくれないかなぁ。

できれば、Eテレの番組「テクネ映像の教室」の解説付きで取り上げてほしいです。

それとも、次回ライブDVDを出す際に特典映像として入れてくるのかなぁ。

2015年にやった紅白歌合戦の舞台裏ドキュメントは、収録されたので勝手に期待しちゃいます。

SXSWでやったアミッドスクリーン(網戸スクリーン?)の時も、

なんだか分からないけど、とにかく凄いことが起きていると驚かされましたが、

Perfumeの3人も、支えるスタッフも高いレベルでエンターテイメントしていて、

狂言回し的な人が居ないので先端技術に関しては、「ほぉー!」と見るしかないですね。

よく少年マンガとかで、主人公とライバルが戦っている横で、

「はっ!速過ぎて見えないっ!」と解説してくれるキャラクターがいますけど、

Perfume周辺では、そういった役割を担う方はあんまりいない気がします。

「このぐらい普通です」みたいにサラリとやってのけてしまうところが、しびれます。

たまにMIKIKO先生や、ライゾマの真鍋さんが演出の舞台裏を解説してくれたりしますけど、

自画自賛するのも野暮だと考えているのかもしれませんね。

魅入っていたら、時間が経つのがあっという間でした。

M160919SAMT5.png
神は細部に宿る

最初に放送で見た時は気付きませんでしたが、繰り返し動画を見て、

さらに静止画で確認したところ、このワイヤーフレームPerfumeって、

以前どこかで作成した3Dデータを流用したかと思いきや、

新たに今回の衣装に合わせてモデリングしたように見えます。

M160919SAMT7.png

のっちのやつが一番分かり易いので、録画している方はご覧ください。

衣装の肩のところに縫い付けてある取っ手みたいな飾りが、

ワイヤーフレームPerfumeにも付いています。

事前に衣装さんと、3DCGモデラーが打ち合わせして揃えたのでしょう。

実に芸が細かいですね。

この場面ではPerfumeの足元のキューブに視線が集まってしまい、

あやうく見落とすところでしたよ。

動画では一瞬しか映らないディティールまで、

手を抜かないこだわりにプロの仕事を感じました。

見れば見るほどクオリティの高さに驚かされます。

COSMIC EXPLORER DOME公演の期待値が、いやがおうにも高まりますね。

posted by キツネ at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | テレビ
この記事へのコメント
こんにちは、キツネです。
最先端テクノロジーと、Perfumeが持つ人間味の
バランス加減が難しいところですね。
一番最初の東京ドーム公演でやったサインボールを
客席へテニスラケットで打ち込んだりする
アナログ過ぎる演出も好きなので、
今秋のドーム公演でやってほしいですね。
Posted by キツネ at 2016年09月30日 23:55
こんにちは、さやまからありまです。
細かいところまで見られていて毎度のことながら感心します。ライゾマさんの演出はすごいと思います。ただ凝りすぎて、それが演出の中心になっているのが気になります。Perfumeの3人と歌とダンスが中心であるべきと考えるからです。色々な要素で楽しめると考えればよいのでしょうね。
Posted by さやまからありま at 2016年09月30日 06:51
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