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さよならオッパイ

海から戻って来て、娘の断乳を始めました。日本ではかなり長い期間授乳をするのが主流のようですね。1歳〜2歳くらいまで飲ませてあげる人が多いと聞きました。イタリアでは、割と早くに断乳します。ほとんどのお母さんが働いているというのも大きな理由とは思いますが、授乳にこだわらず自分の生活を取り戻したいというお母さんの意思も大きいと思います。大体6ヶ月まで授乳したら良しという感じで、私が娘が10ヶ月でまだ授乳していると言うと、「まだ授乳してるのー?」っていう反応が帰って来ます。

娘の授乳は辛い事が多かったです。というのは、半年以上ずっと風邪気味の状態が続いてしまったからです。息子もまだまだ手がかかるので、授乳のせいだけではないかもしれませんが、かなり体の抵抗力が下がっていたからなのでしょう。
だから、いつも「なるべく早く辞めたいなー」と思っていました。ただ、夏はオッパイがあると何も持ち歩かなくて便利なので8月のバカンスが終わったら断乳しようと決めていました。

断乳の時は、赤ちゃんが覚悟できるようにちゃんと伝えて行った方が良いと言います。これはモンテッソーリの考え方から見ても、納得できる考えです。モンテッソーリは、「教育は子供が生まれた時から始まっている。子供を子供と見なさず、一人の人間と考えて、親は子供の存在を認めてあげなくてはならない。」と言っています。なので、娘にもちゃんと「海でのバカンスが終わって家に戻ったらおっぱいとさよならしようね。」と言い聞かせていました。



1日目、夕食の後に最後の授乳をして、寝かしつけるときはオッパイ無しで寝かしつけました。30分くらいは泣いてオッパイを探していたので、可哀想でしたが、心を鬼にしてぎゅっと抱きしめて背中をさすっていたら寝てくれました。夜中何度か起きましたが、同じように背中をさすってあげたら寝ました。

2日目、オッパイの事をなるべく思い出さないように、スリングに入れたりするのをやめて、ベビーカーでお散歩したり、ベランダにプールを設置して水遊びをさせたりして、なるべく疲れさせるようにしたら、お昼寝はスンナリオッケー。夜は、粉ミルクは抵抗して飲まず、1日目より泣かれ、私も胸が張ってすごく痛かったので、辛かったです。最後はおんぶ紐でおんぶして寝かしつけました。夜中何度か目を覚ました時に粉ミルクを飲ませると、半分寝ているためか毎回少しずつ飲んでくれました。

3日目(今日)、昼間は2日目と同じ。夜は、お風呂を長湯させて疲れさせて、おんぶ紐でおんぶしてうとうとしてきた頃に粉ミルクを飲ませたら、全部飲みました!その後、おんぶ紐でおんぶしたらすぐに爆睡してくれました。このまま朝まで寝てくれると良いのですが。。。。



息子の時も10ヶ月で断乳しましたが、息子は離乳食もよく食べていたし、歯も全部はえていたからか、あんまり苦労した覚えがありません。というか、いつ辞めようかなーと思っていたら、朝方、「ガブリ」と乳首をかまれ、パックリ傷口が開くくらいの傷を負い、その日を境に急に断乳する事になったんですけどね。

断乳を決行した1日目の夜は、ほとんど眠れませんでした。なんだか、とっても寂しい気持ちになってしまったのです。あんなに辞めたいと思っていたのに、いざ断乳すると、「もー子供にオッパイをやるという事も一生無いんだなー」と思うと(3人目は無いので!)授乳期間中がとても懐かしくなって、娘が生まれてからの事を考えていたら、眠れなくなりました。

成長とは、離別を繰り返すという事と聞きます。お腹の中から出て来て子宮と離別し、オッパイともさよならして、オムツ、哺乳瓶、といろんなものにさよならして子供は成長していくんですよね。娘も息子もこれからの成長がますます楽しみです。

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