「娘たちの死を絶対に無駄にしない」 東名炎上事故から25年 危険運転と闘い続けた両親の覚悟 そして2人の命日に重大判決が…
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1999年11月28日。東名高速で飲酒運転のトラックに追突された乗用車が炎上し、 井上保孝さん・郁美さん夫妻の2人の娘(当時3歳と1歳)が死亡した。 トラック運転手に下された判決は「懲役4年」。その軽さに衝撃を受けた夫妻は法改正 を求めて署名活動を展開し、ついには「危険運転致死傷罪」が創設された。 事故から25年。大分で起きた時速194キロ死亡事故の裁判は「危険運転」か「過失」 かが最大の争点となっていた。井上夫妻が遺族を支援する中、注目の判決が娘2人の 命日、11月28日に下されることになった…