何か祟りのような気もする話だが、実際は何らか毒があるのだろう。
煮込み料理でも対策としては不十分だったようだ。
Yahoo!より、
絶滅危機のウミガメを獲って食べた住民たちの最後…3人死亡・32人入院=フィリピン
12/4(水) 13:33配信
中央日報日本語版
https://news.yahoo.co.jp/articles/124d1e196e86b669da5e33d0dd092a20554feb26
記事より、
フィリピンの原住民部族が絶滅危機動物であるウミガメを獲って食べた後、食中毒にかかって3人が亡くなり数十人が入院した。
3日(現地時間)、英国BBC放送などによると、先月30日に南部ミンダナオ島マギンダナオ・デル・ノルテ州の漁村住民がウミガメを料理して食べた後、3人が死亡して少なくとも32人が病院で治療を受けたと現地当局が明らかにした。
原住民テドレイ部族所属の住民は、ある漁民が捕まえてきたウミガメを酢・醤油で味付けして野菜とともに煮込むフィリピン料理「アドボ」として作って分け合って食べたという。ところがその後、住民は腹痛と嘔吐症状を訴えて近くの病院に運ばれた。このうち亡くなった3人は現地の伝統により直ちに埋蔵された。
現地管理人のアイリーン・ディロさんはBBCに「問題のウミガメを食べたイヌやネコ、ニワトリの一部も死んだ」とし、住民からウミガメの甲羅などに残った部分を確保して事故の原因を調査していると明らかにした。
コメント
フィリピンでのウミガメを食べた住民が食中毒で亡くなったというニュースは、衝撃的で悲しいものです。この絶滅危惧種のウミガメは、何らかの毒性物質を体内に含んでいた可能性が高いです。海洋生物は、特定の環境や食物連鎖の影響で毒素を蓄積することがあり、ウミガメもその例外ではないでしょう。
煮込み料理であっても毒性を完全に除去することはできなかったようです。この事件は、絶滅危惧種の保護だけでなく、地域の食文化や伝統的な食習慣に対して適切な教育が重要であることを示しています。また、祟りのように感じる部分も、人々の自然や生態系との関わり方について深く考える契機となるかもしれません。
English:
The tragic news of villagers in the Philippines suffering from food poisoning after consuming a critically endangered sea turtle is both shocking and saddening. It is highly likely that the sea turtle contained toxic substances, as marine life can accumulate toxins through their environment and food chain, and sea turtles are no exception.
Even though the dish was cooked as a traditional Filipino adobo stew, it appears that the preparation was insufficient to neutralize the toxicity. This incident underscores the need for not only the protection of endangered species but also education about the risks associated with consuming such animals, especially in traditional and local food practices. While the situation might feel like a curse to some, it should also prompt reflection on how humans interact with nature and the ecosystems they depend on.
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