「社会生活が損なわれる」ほどの程度なのかそうではないのかという程度の問題がどうしても精神病にはある。
言ったもの勝ちの世界の精神病の診断だが、実は、その部分をきちんと見ると、言ったもの勝ちがかなり減るのではないかと思うところだ。
Yahoo!より、
「自分がバラバラに」若い女性に多い解離性障害 背景にいじめや虐待
8/7(日) 18:00配信
朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/78c81355ee2aec12d569247feec8ca47c0f4e740
記事より、
解離性障害(解離症)は「心が分かれて、自分としてのまとまりがなくなる」病だ。人として通常は統合されている自分としてのアイデンティティーや感覚、知覚、感情、思考、記憶、行動などが破綻(はたん)したり、つながらなくなったりして社会生活が損なわれる。
幼い頃に両親が不仲だったり、虐待を受けたり、学校でのいじめ、性暴力、交通事故など、心に深い傷を受けた体験(トラウマ)が背景にあることが多い。自分では抱えきれない苦痛や葛藤を心から「切り離す」ことは、心を守り、その時を生き延びる防衛手段でもある。だがそのことで、後に自分としてのまとまりがなくなり、生活に支障が出てしまう。
解離症にはいくつかタイプがある。自分にまつわる重要な記憶の一部や全部が抜け落ちるのは「解離性健忘」という。忘れていても、その事実が行動や生活に影響を与え続けることがある。また、離れた所から自分を見ている感じや現実感がなく夢の中にいるような感じがする「離人感・現実感喪失症」、はっきり区別できる複数の人格が存在する「解離性同一性症」(DID)などがある。
国内の有病率は不明だが、海外では、人口の1〜3%がDIDを患うとの報告がある。
■患者の多くは「若い女性」
治療は、不眠などの症状があれば薬を使うこともあるが、中心になるのは精神療法だ。
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