新型コロナウイルスではデルタ株までは死にいたるウイルスということで恐れられていたが(とはいえ、そのレベルはインフルエンザ程度)、今回、感染力がまず話題にされているオミクロン株は死亡例がないという。
つまり、風邪ぐらいに考えていいというのが現時点での情報から言えることだ。
ただし、まだまだ未知、なので、当面は厳しい対応ということだろう。
現時点では水際対策を厳しく行うことが適切だということだ。
Yahoo!より、
新型コロナ変異株「オミクロン株」 感染力、重症度、ワクチン効果など 現時点で分かっていること
忽那賢志感染症専門医
12/4(土) 8:36
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20211204-00271075
記事より、
オミクロン株の症例が報告されている国は世界的に増え続けており、2021年12月3日16時時点でオミクロン株の症例が確認された国や地域は日本を含め36カ国になっています。
新型コロナウイルスの新しい変異株である「オミクロン株」は2021年11月11日にボツワナで採取された検体から初めて検出され、その後南アフリカ共和国からも見つかりました。
南アフリカの中でも特にハウテン州という地域で多くの症例が見つかっており、11月12日から20日までの間に検査された77例全てがこのオミクロン株による感染者であることが分かりました。
12月2日には1日の新規感染者数が11535人にまで増えています。
南アフリカにおける症例の同時急増、実効再生産数の増加、デルタ株からオミクロン株への置き変わりのペースは全て、このオミクロン株がデルタ株よりも著しく高いことを懸念させます。
単純にデルタ株と感染力がどちらが強いのかについては現時点では不明です。
これまでに世界中で報告されているオミクロン株による症例のうち、重症度に関する情報が得られているものでは、約半数は無症状で、残り半数は軽症とのことです。
現時点では、重症化した症例や入院、死亡例は報告されていません。
すでに日本でも海外(それぞれナミビア、ペルー)で感染したと考えられる事例が2例報告されています。
検疫で適切にオミクロン株が捕捉され、濃厚接触者についても対応がなされていることは評価されるべきことです。
政府は外国人の一時入国禁止という強い措置を取っていますが、オミクロン株の性質が十分に分かっていない現状ではやむを得ない対策かもしれません。
今はできるだけオミクロン株の国内への侵入を遅らせて、ブースター接種を進めることが重要です。
オミクロン株が出現したとしても、私たちにできる感染対策は変わりません。
手洗いや3つの密を避ける、マスクを着用するなどの感染対策をこれまで通りしっかりと続けることが重要です。
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