ただ、それでも何とか子供を授かったのだから救われている。
出てくるのは医者への不満ばかり。
だが、そもそも、30代前半が自然な出産時期の限度だ。
「年のせいです」と言われるのもの当然。
これを忘れいている女性が多すぎることが問題。
人間だって動物なのだ。
卵を産んでいるということは当たり前のこと。
なんでも医療や技術でなんとでもなるというのがそもそもの大きな間違い。
こうした情報は多くの若い女性に知ってほしい。
Yahoo!より、
小松みゆきさん 「42歳からの不妊治療」考えが甘かった…医師は流産の原因も調べず「次はいつ?」と
7/4(日) 7:40配信
読売新聞(ヨミドクター)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0be0ed628daf2509de5bc9eca4eebb5fe3d45355?page=3
記事より、
42歳で始めるなんて考えが甘かった
――仕事の関係もあって、42歳で不妊治療を始めたということですから、遅いスタートでしたね。
健康だから妊活をすれば、妊娠するだろうって甘く考えていたんです。最初に町なかの小さな産婦人科を受診しました。血液検査で正確な排卵日がわかるので、タイミング法を3か月。それは効果なし。
何度移植をしても、結果は出ません。結果がダメとわかると、お医者さんからは「次はいつにしましょう」と言われます。4回着床しましたが、5週ぐらいで流れてしまうんです。
「原因は何ですか」とお医者さんに聞いても、「年のせいです」。女性ホルモンの値は毎回違うし、ホルモンの治療を積極的にやる病院もあるし、そうでない病院もあります。「何か確率を上げる手立てはないんですか」と質問すると、無言の先生もいました。1回やってダメなら、何かやり方を変えるとか提示していただけないのかな、とだんだん不信感が湧いてきましたね。「運しかない」というお話をする先生もいました。「不妊治療は医学ではなく宗教ですか」と思いましたよ。
――45歳の時にできた受精卵を移植したのは48歳の時ですね。どうして間隔が開いたのですか。
気になることがあって、子宮の検査を受けました。移植はエコーの画像を見ながら行うのですが、3軒目の病院で、移植の時に先生が「卵がここから出てくるから見ていてくださいね。あれっ、なんかある」と言ったのを思い出したんです。その時はそれきりでしたが、この先生の言葉が引っかかっていて、最後の1個を移植する前に、子宮の中を調べようと思いました。
子宮鏡という内視鏡で見てくれる医療機関をあっちこっちに電話をかけて調べました。大学病院だと2か月待ちと言われましたが、そんなに待てません。結局、不妊専門の医療機関で診てもらったら、移植する辺りに大きなポリープが見つかりました。それに子宮の内部は肌荒れみたいに傷んでいて、子宮内膜炎と言われました。いずれも着床や生育の妨げになることもあるそうです。受精卵ではなく、母体にも問題があることが、10回以上も移植を繰り返した後で分かったんです。それも、病院が見つけてくれたのではなく、自分で問題はないか考えて、自費で受けた子宮鏡の検査で診断がついたんですよ。
不妊治療で感じたのは、つらさ以上に医療機関への怒り
――医師に言われるがままではなく、自分で治療を選びとって成功させたという印象ですね。それでも7年間に多額の費用と、時間、体にも負担をかけ、失敗を繰り返すなんて、精神的にもつらいものがあったのではないですか。
初めのころは、どうして妊娠しないのか、着床しても流れてしまうのか、わからなくてつらい時もありました。でも、自分で勉強して染色体に問題があるのかもしれない、といった原因が推測できるようになると、沸いてきたのは怒りです。生命の選別という議論はあるのかもしれませんが、何度も何度も流産を繰り返しているのですから、そういう視点で染色体検査の提案をしていただけないものだったのでしょうか。母体にも妊娠の妨げがあったのに、どうして検査をして問題を見つけようとしなかったのか。それに行う検査も病院によって違うし、ホルモン注射の考え方も違う。うまくいかない原因も調べずに、「次はいつにしますか」と言われるんです。しかも、値段はすべて病院の言い値で……。患者のことを考えた医療と言えるのでしょうか。
――それぞれの医師が必ずしも十分とは言えない説明で自分なりの医療を提供して、身体的、経済的な負担はすべて患者にかかってくる。自費診療で行われる不妊治療は、医療とビジネスの間にあって、患者のことを最優先で考えるという姿勢に欠けているところがあるのでしょうか。
インスタなどで私に相談して下さる方もいますが、200万円、300万円かけている人なんてざらですよ。不妊治療に多額のお金を使ったら、その後の人生設計にも影響してきますよね。不妊治療の保険適用に向けて制度整備が進んでいますが、私の個人的な経験から言えば、保険適用していただきたいのは検査です。私は子宮鏡検査も最初は自費でした。まず、不妊につながる原因をできる限り調べてから、体外受精や顕微受精に進んだらどうなのでしょうか。そして私の経験から思うのは、頻繁に流産をする人の染色体検査を許していただけないかということです。もうひとつ、私のように42歳になって、タイミング法や人工授精のステップを踏むのは意味のあることなのでしょうか? それぞれの病院のデータや、患者の考えを基に方針を決めていきたいものだと思います。
タグ:不妊治療
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