スプリントではポイントを得たが、本戦は散々だった。
またしても。
レーシングブルズのチームの能力には疑問しかない。
これがレッドブルになるとどれだけ変わるのかをみたい。
Yahoo!より、
【F1分析】角田裕毅”5位”の可能性を奪った戦略ミス……なぜストロールのペース推移から、1ストップを想像できなかったのか
3/24(月) 12:30配信
motorsport.com 日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/05700bb79b97b2a8d72584228c8c9fb8ea848101
記事より、
今回の中国GPは、事前の予測ではタイヤのデグラデーション(性能劣化)が激しいため、2ストップ作戦が主流になると言われていた。それでもギリギリで、場合によっては3ストップになる可能性も指摘されていた。
しかし実際には1ストップが正解。多くのマシンが1ストップで決勝レースを走り切った。これに対応しきれなかったのがレーシングブルズだ。
角田裕毅は1周目にチームメイトのアイザック・ハジャーを抜いて8番手。11周目に1回目のピットストップを行なってミディアムタイヤからハードタイヤに履き替え、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリをアンダーカットすることに成功。実質的な7番手の座を手にした。このピットストップは、大成功と言えるだろう。
その後の角田は、同じくアントネッリをアンダーカットしたエステバン・オコン(ハース)を従えて、周回を重ねていた。しかし前述のように今回のグランプリは2ストップになると考えられていたため、いつ2回目のピットインをするのかということに、注目が集まった。
しかしこの時、実はあるひとりのドライバーに目を向けるべきだった。それが、アストンマーティンのランス・ストロールである。ストロールは、多くのマシンがミディアムタイヤを履いてスタートに臨んだ中、僅か3台しかいなかったハードタイヤスタート組の1台。他車が1回目のピットストップを行なっても、ピットインせずにひたすら走り続け、7番手を走っていた。
角田のペースも、ハードタイヤを履いた後は、決して悪いわけではなかった。ほとんどペースの落ち幅が見られなかったのだ。
上海国際サーキットは、昨年全面再舗装されたが、普段はあまり使われていないコース。F1マシンが走れば走るほど路面にラバーが載っていき、改質されていった。それにより、初日や2日目に各車を悩ませたグレイニング(タイヤの表面がささくれたように削れていく摩耗のこと)の傾向が低減し、その結果デグラデーションも低減されたと考えられる。
ストロールのペースを見ているだけでも、その傾向が見て取れるため、1ストップは考慮しなければいけない要素であったはずだ。それなのになぜレーシングブルズにはそれができなかったのか……疑問である。
前回の開幕戦で6位8ポイント、今回の第2戦で5位10ポイント……合わせて18ポイントを、チームの判断ミスで失ってしまったということになる。この18ポイントを手にしていれば、角田は現時点でドライバーズランキング5番手に位置していたはず。また、ハジャーも1ストップで走り切っていれば8位フィニッシュだった可能性があり、これは4ポイント……つまりチームとしても、2戦で22ポイントを手放してしまったことになるのかもしれない。
コメント
角田裕毅のドライビングは確実に仕上がってきている。
しかし、中国GP本戦でもまたしてもチームの戦略ミスにより、貴重なポイントを逃す結果に。
1ストップで十分に走り切れる状況を見抜けなかったレーシングブルズの判断力には疑問符がつく。
スプリントではポイントを獲得できたものの、本戦では結果が残せなかったのは非常に惜しい。
「角田がレッドブルに昇格すればどれほど活躍できるのか」を多くのファンが見てみたいと思っているのではないだろうか。
🇬🇧 English Comment:
Yuki Tsunoda continues to demonstrate top-tier driving skills, but once again, a poor strategic call from Racing Bulls cost him crucial points in the Chinese GP.
Despite a solid first stint and an excellent undercut to gain position, the team misread the race dynamics and opted for a two-stop strategy when a one-stop was clearly optimal.
While Tsunoda secured points in the sprint race, the main event was a missed opportunity.
It's becoming increasingly clear that Tsunoda's performance deserves a seat in the main Red Bull team-fans are eager to see what he could achieve with a top-tier car and team strategy.
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