だが、なかなか撮れないのは政治的な色がありすぎるからかもしれない。
しかし、官僚の無謬性、つまり、官僚は失敗しない、なんて米倉涼子でもあるまいし。
意図的ではなくとも、最適という選択ができなかったための結果的な失敗というのはいくらでもある。
それを失敗と呼ぶと先輩の顔を潰すことになる・・・
こういうバカばかりになっているのが問題。
紙を読むのはいいが、それは自分で書いたものならいい。
官僚や取り巻きに書かせたものを、これを読めば大丈夫なんだな?と責任を周りに押しつけたペーパーを読むから問題なのだ。
このあたりはもう少し正確に、丁寧に書いて欲しいものだ。
ガースーも、最後は、この答弁は秘書が書いたので・・・と逃げるだろうから。
Yahoo!より、
村上春樹氏インタビュー、首相が紙に書いたことを読むだけの日本は最悪
12/27(日) 6:01配信
ダイヤモンド・オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/1032cf0828a9cccefb6561430c2dc3f7a1172cc0?page=3
記事より、
だからとんでもないことを言う人が発言権を奪われ、排除されてしまうというのは、大変まずいことだと思う。学術会議に総体の意見とは異なる何らかの問題があっても、むしろ問題があるからこそ大事にしなければいけない。
今の時代は、SNSやインターネットによって、意見がどんどんマス(集団的)なものになるじゃないですか。そういう時代にこそ、マスにはならない「個の声」の方が、僕は大事だと思っているのです。
――村上さんはフィクションを書く一方で、実社会に大きな変化が起こるたびに、作品やスピーチを通してメッセージを発してきました。東京電力福島第1原子力発電所の事故の直後には、「日本人が倫理と規範を失っていたことをあらわにした」と指摘しました。今回のコロナ禍では、何があらわになりましたか。
まず一つ大きいのは、政治の質が問われているということです。コロナのような事態は初めてのことですから、政治家が何をやっても、間違ったり、展望を見誤ったりすることは避けられません。そういう失敗を、各国の政治家がどのように処理したかを見比べたら、日本の政治家が最悪だったと思います。
――日本の政治家の、どこが最悪なのですか。
自分の言葉で語ることができなかった。政治家自身のメッセージを発することができなかった。それが最悪だったと思います。
こんな混乱ですから、人が間違ってしまうのは当然のこと。ならば、「アベノマスクなんて配ったのはばかげたことでした」「Go Toを今やるのは間違っていました」ときちんと言葉で認めればよいのです。国民も「間違うことは仕方がないよ、これからちゃんとやってくれればいいよ」と思うはずです。
それなのに多くの政治家は、間違いを認めずに言い逃れするじゃないですか。だから余計に政治に対する不信が広がっていくのです。そういう、日本の政治家の根本的な欠陥がコロナではあらわになった気がします。
日本人であれば、田中角栄さんは話がうまかった。どこまでが本心か、よく分からないところがありましたが。
こういう人たちと比べると、今の多くの日本の政治家はどう見ても、自分の言葉で語ることが下手です。今の総理大臣だって、紙に書いたことを読んでいるだけではないでしょうか?
元々日本人には、周囲を見ながら話をして、全体から外れるようだとたたかれてしまう面があります。こういう中でどう発言や表現をするのか。これは政治家の問題でもありますし、同時に、表現を仕事とするいわゆる芸術家の問題でもあるのです。
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