これは素晴らしいこと。
何しろ高校生に大学生活とは、特に、大学での勉強とは、授業はどんな感じで行われるかなどを知ることができる機会は極めて限られている。
大学生は遊んでばかり、というのが多くの高校生の見方だろう。
そうした中で、放送で聞いたり、見たりすることができるのが放送大学。
大学の授業はこんなにおもしろいんだという発見を多くの若者に伝えてほしい。
もちろん、若者に限らず、もう一度、いまさらながら学びたいという人たちにも、放送大学に入学してほしいものだ。
Yahoo!より、
大学行かずポップコーン協会作った21歳起業家
2019/12/13(金) 5:20配信東洋経済オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191213-00318799-toyo-bus_all
記事より、
「ポップコーンに出会って人生が変わりました」。そう語るのは世界最高峰の大学であるMITが提供する無料のオンライン講座MITxMicroMasters1期生として勉強しながら、株式会社noFRAME schools代表を務める21歳の起業家、渋川駿伍氏
高校卒業後、大学には進学せず、ギャップイヤーをとってヒッチハイカーとして日本を回っていた渋川氏は、トウモロコシと出会い、人生が変わる。その後「ポップコーン起業家」としてTBS「マツコの知らない世界」にも出演。そのユニークな人生論を聞いた。
生存戦略といっても、「成功したい」という目的のために誰もいない道を選んだというわけではないんです。どちらかといえば、その選択肢に僕自身の存在意義やアイデンティティーを見いだしたから、という感覚に近い。その道が自分らしいから選ぶということですね。ずっと、「みんなと同じ場所にいちゃだめだ」と思ってきました。
そう考えるようになったのは、小さい頃からいじめを受け続けて、暗い子ども時代を過ごしていたからだと思います。もちろん振り返ってみれば、そういう経験が今の自分を作っていることがわかるのですが、当時はつらかった。みんなが普通にいる場所にはなじめない自分というものをずっと感じていたんですね
これまでいろいろな失敗や無力感を味わってきましたが、その中で行き着いた答えの1つが、「定量的なものを成功と考えて、それをゴールに定めて進んでいくと、不幸になる」ということだったからです。
「これだ。この歴史年表に載るような人間になりたい!」。年表に載ればみんなが見てくれるし、いろんな人に自分が生きたことを知ってもらえる。なぜ自分は生きているんだろうという問いから、僕がはじめて生み出した解は「生きている証しを残したい」だったんです。
高校3年の終わりに出場したビジネスコンテストをきっかけに、友達と起業しました。コンテストでは優勝した自転車のシェアリングサービスだったのですが、これが失敗に終わったんです。
なんとなくここにしよう、なんとなく居続けておこうという感覚で生きるのではなく、腹落ちするまで自分の将来と向き合って、自分のやりたいことを探してほしいという思いが僕にはあります。
僕も自分を知るために、また自分をつくるために、いろいろな実験しています。例えば、高校時代から、朝5時55分に絶対起きることにしています。自分の気分のアップダウンに左右されないで人生をリズミカルに過ごしたいと思うからです。5という数字をそろえたのは、自分の名前がしゅんご、だから(笑)。
図書館にあるその手の本を読み尽くしてしまった小学校6年生のある日、たまたまラジオから「放送大学」の授業が流れてくるのを聞きました。行動分析学入門でした。これがめちゃくちゃ面白くて興奮したんです。小学生にとっては単語は難しいのですが、話は人と人とのコミュニケーションについてですから、ネットで調べながら聞いていけば、言っていることはわかりました。
そこからですね。学びは学校が与えてくれるものばかりではなく、自分で取りに行けるじゃないかと。こうした体験から、高校を卒業する年になってもあまり大学へ行く必要性は感じなくなっていました。
今はオンラインの教育プラットフォームがあって、全米の大学の授業が無料で受けられます。僕はいまも「edX(エデックス)」でマサチューセッツ工科大学のマイクロマスターズプログラムを受講し、大学院への進学を想定しています。
ある日、泊めていただいた農家の方から、爆裂種というポップコーン用のトウモロコシの粒をいただいたんです。作り方を教わり、さっそく次に泊めていただいたお家で鍋を借りて、ポップコーンを作りました。ポンポンポンと音をたてて弾け始めると、そこにみんなが集まってきます。そして、みんなが笑顔になって喜んで食べてくれたんです。
次の家でも同じようにやりました。すると、やっぱりお年寄りからお子さんまで同じように笑顔になってくれる。すごい、ポップコーンはこんなに人を楽しませられるのか! と。そこから旅をしながらポップコーンについて調べ上げました。
たどり着いた答えは「協会を作ってその会長になる」という道でした。調べてみると、日本にはまだこの種の協会はなかった。誰もやっていないなら自分がやろうと考え「日本ポップコーン協会」(https://japoco.info/)を立ち上げたのです。
実は、アレックス・バナヤンにちょっと嫉妬する気持ちもあるんです。「サードドア」だなんて、いい言葉を見つけたなあと思うんですね。アレックスのように、自分の内面にあるものをアウトプットして、言語化することはとても大変です。でも、僕ももっと社会とコミュニケーションを取るために、こういった核となるものを見つけたい。その日まで諦めずに、人生の主人公として生きていきたいと思っています
放送大学は多くの人に大学教育を提供している。
今では放送大学も大学院、そして、博士課程後期コース、つまり博士を養成するコースまで設けるようになっているようだ。
誰でも学べる大学。
学割も使えるのでお勧めだ。
参考)放送大学・大学院
https://www.ouj.ac.jp/
博士課程・・3年間
https://www.ouj.ac.jp/hp/doctor/syuryo_nintei.html
博士課程の設置については2014年から、
https://www.ouj.ac.jp/hp/o_itiran/2013/251031.html
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