また、差別の対象が誰なのか、どんな理由なのかについても明確にされていないので、これだけでは何が何だか分からないだろう。
また、 日本人自身も差別されているという現実がある。
Yahoo!より、
部落・在日コリアン…差別がよみがえった 弁護士懲戒請求・地名リスト掲載問題…20年取材した記者の驚き
6/21(金) 7:00配信withnews
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000002-withnews-soci
記事より、
・私が部落差別の問題をはじめて取材したのは1994年のこと
・当時、もうすぐ21世紀という現代日本社会に、江戸時代の身分制度が由来の一つともいわれる昔からの差別が残っていることに衝撃を受けました
・「差別はいけない」という共通理解が成り立たなくなっているのではないか
・人はなぜ差別やいじめをするのでしょうか
・『「いじめ」や「差別」をなくすためにできること』(ちくま新書)などの著書がある精神科医の香山リカ・立教大教授は、「差別やいじめは被害者に原因があるのではなく、加害者に原因がある。被害者ではなく加害者の問題なのです」と説いています
・香山さんの説はこうです。「競争社会のなかで自己愛が満たされずに不満や焦りを抱えた人が、『私の人生、こんなはずじゃなかった』『あの人ばかりいい目を見ている』と傷つき、怒り、復讐しようとする」。香山さんは、攻撃の背景には「不安や葛藤から目をそらす『否認』」があると言います。「『自分たちは被害者であり、悪いのは彼らだ』と他人のせいにする。自分と少しだけ違う人を『敵』『加害者』とみなして攻撃する」
・「いったん『自分たちは正しい』『守られている』という思いを味わうと、自分の考えに沿う情報しか信じない心理『確証バイアス』になり、異論を受け入れられなくなる。差別やいじめに依存するようになる」と。
・香山さんは「自分が強くなったような錯覚を味わうかもしれないが、他人を攻撃することに依存し、周りの人も自分も傷つけて、一生を台無しにしかねない」と警告
・ネットに詳しいジャーナリストの津田大介さんは、「差別されている少数者を攻撃する記事に人気が集まると、ネット媒体の運営者が広告によって利益を得る構造がある」と説明
・九州、とくに福岡県は石炭の鉱山や鉄鋼の工場などで栄えた町が多く、朝鮮半島に地理的に近いこともあって、戦前に労働者として日本に渡り、そのまま戦後も住んでいる在日コリアンの方々にも多く会いました。戦時中の朝鮮人強制動員の問題を学ぶ機会もたびたびありました。こうした部落差別や、在日コリアンの民族の問題は、いずれも日本の近現代の歴史に根ざし、戦後50年以上も経た問題でした
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