文化財に指定されないには、それなりの理由があるのだろう。
例えば基本古くても住みやすく改造されてしまっているなどだ。
そうしたものは解体されても仕方がないだろう。
こうしたことについて、京都市の対応を批判するコメントがあるが、それなら、そういう人が建物の維持保全に金を出して欲しいと思うのだ。
金があって保全できるのにしないのなら攻められて当然。だが、そんな金はないのだから仕方がないではないか?
Yahoo!より、
最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道
11/27(火) 10:39配信 京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000009-kyt-soci
記事より、
・京都市内で最古級とされる町家「川井家住宅」が8月末、解体された
・業者側は市との協議に応じ、建物解体を遅らせた。「条件次第で別業者への売却も検討した」という。市の仲介で10社ほどが関心を示したものの、現地見学に来たのは、わずか数社だった。住宅のほか宿泊施設への転用を検討したとみられるが、転売は成立しなかった。そこで当初のマンション計画との両立に向け、マンション玄関部などにして残し、現地保存する代わりに市の高さ規制を緩和したり、市による移築を求めたりしたが、市は高さ規制の特例緩和や未指定文化財への公金支出は難しいとして、応じなかった
・小島理事長は「市が支えとなり、全町家を守ろうとの趣旨で条例が施行されたはず。いったん全ての町家に規制をかけるのが筋で、網掛けを早急に広げるべきだ。近年の町家解体はバブル期を超える規模やスピードで行われている。一時緊急買い取りなど踏み込んだ手だても打たないと、取り返しがつかなくなる」と危機感
建物の保存にはとにかく金がかかる。
採算性のある事業で活用できなければなくなる。それだけだ。それも歴史というものだ。
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