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2019年01月05日

薬理(副交感神経系に対して反応する薬物2)

副交感神経系に対する作動薬と遮断薬の暗記

この単元では、コリン作動薬なのか抗コリン薬なのかを暗記することが第一です。
また、それぞれの薬物がどういう分類なのかを覚えることも大切です。
これらを中心に、暗記事項をゴロにまとめました。

まずは、コリンor抗コリンの見分け方として、
抗コリン・・・ロパ、ロピ、ロペ
コリン ・・・ピロ
ということがたいていの場合に当てはまることを見出したので、是非覚えておきましょう!

よく聞かれる臨床的な作用等の違いは
抗コリン・・・緑内障禁忌、眼圧上昇、散瞳
コリン ・・・房水排出促進、眼圧降下、縮瞳
※抗コリンの作用機序
M受容体遮断→毛様体弛緩→シュレム管閉塞→眼圧上昇

副交感神経遮断薬の種類


上述の規則に従って、「ロピ」のつくものが抗コリン薬に該当します。
その他、代表的な薬物に関しては以下のゴロで対応します。
覚える薬物は、
・スコポラミン
・メペンゾラート
・ピレンゼピン
・ピペリドレート
コックリさん(抗コリン)がスコップ(スコポラミン)とペン(ピペリドレート)にピン(ピレンゼピン)ときた


余力があれば、ピレンゼピンはM1遮断という詳細な作用機序まで覚えましょう。
覚え方としては、ピンから棒のイメージを持ってきて、棒から1のイメージを引き出してください。

抗コリンはこれでクリアです!
戦術の薬物と作用機序を覚えていたら、選択肢は絞れます。
知らないフレーズに惑わされず、覚えているところで正誤を判別しましょう!



posted by mLレモン at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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