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2019年01月20日

薬理(骨格筋弛緩薬の作用機序と種類)

骨格筋弛緩薬の作用機序


(準備中)





骨格筋弛緩薬の種類

国試で問われるのは、各薬物ごとの作用部位と作用機序を覚えるだけで得点に繋がります。
代表的な薬物例とその対応するゴロは以下の通りです。

<神経筋接合部終板のN受容体を競合的遮断する薬物>
・ツボクラリン
・バンクロニウム
・ベクロニウム
にこにこ(N受容体)している強豪(競合的)のベック(ベクロニウム)のパンチ(パンクロニウム)を防ぐが(遮断)、終盤(神経筋接合部終板)でツボ(ツボクラリン)に入る

<神経筋接合部終板のN受容体を刺激する薬物>
※「持続的脱分極」がキーワード、この薬物以外にこのワードが使われていたら、大抵誤り
・スキサメトニウム
地蔵は多分(持続的脱分極)にこにこしている(N受容体)方が刺激(刺激薬)的で好きさ(スキサメトニウム)

<筋小胞体のリアノジン受容体を遮断してCaイオンを遊離阻害する薬物>
・ダントロレン
リアル(リアノジン)に暖(遮断、ダントロレン)をとろうか(Ca)

ここで、
<神経筋接合部終板のN受容体を競合的遮断する薬物>と、
<神経筋接合部終板のN受容体を刺激する薬物>は、
運動神経の電気刺激を抑制する

<筋小胞体のリアノジン受容体を遮断してCaイオンを遊離阻害する薬物>は、
骨格筋の電気刺激を抑制する

ということを覚えておくと解答がスムーズにできますので、ぜひ瞬発的に答えられるようにしておいてください。

<運動神経のNaイオンチャネルを遮断してAChを遊離抑制する薬物>
・テトロドトキシン
メトロ(テトロドトキシン)だな(Na)、発車(遮断)

<運動神経終末でのACh遊離を抑制する薬物>
・A型ボツリヌス毒素
どうも(運動神経)週末(終末)ボッチ(A型ボツリヌス毒素)は懲りて(コリン)遊ばない(遊離抑制)

<運動神経終末にCaイオンと競合的に流入=ACh遊離抑制>
・Mg塩
CaもMgも陽イオンの電荷ははともに2+という共通項で覚えてください。
2+が同じなので、CaかMgかどっちが流入されるかはよく似ていて、運動神経終末では区別がつかないイメージ。
Caイオンが作用することでAChが遊離されるので、Mgイオンが作用してもAChは遊離されません。

<運動神経にAChと競合的に流入=ACh合成阻害>
・ヘミコリニウム
考え方は上と同じです。
コリンの代わりにヘミコリニウムが運動神経に入ります。
ヘミ「コリ」ニウムの名前に「コリ」と入っているのでコリンのそっくりさんなのだと覚えましょう
ちなみにですが、アセチルコリンはコリンとアセチルCoAから合成されますので、
コリンの代わりにヘミコリニウムという間違った材料が用意されるため、
AChが作れなくなる
というメカニズムです。





posted by mLレモン at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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自分なりにコスパを重視した勉強プランを考え、実際に合格することができました。 これが万能最強の勉強方法とは思いませんが、ほかのサイトや自分の相性にあった勉強法を見つけられるお手伝いができたらと思っています。 ゴロを考えたりするのは好きなので、楽しみながら国試の勉強はしました。 ご要望があれば、できる限りお答えしたいと思っています。
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