2018年04月04日
「5月5日」はなぜ「こどもの日」となったのか?
こんにちは。
少し前に「なぜ男の子が生まれた家は5月人形を飾るのか」ということを記事にしてみました。
では、なぜ5月5日が「こどもの日」になったのか?
素朴な疑問が生まれたので調べてみました。
最近気になった事はすぐに調べて、その内容を有益な情報として発信できるものならやっていこうと思っています。(笑)
知らない人も多いかもしれないので。
そもそも、こどもの日の由来は何?
なぜ毎年5月5日がこどもの日なんでしょうか?
実はこどもの日というのは、もともと中国から伝わったものなのなんだそうです。
こどもの日は「端午の節句」とも言います。
この端午という言葉には「午」という字が入っているんですが、午は干支の十二支の中で「うま」にあたります。
旧暦で、5月は午の月とも言われ、さらに端には「はし」(英語で言うと:edge)つまり始まりという意味があります。
余談ですが、私の好きな浜田省吾さんのだいぶ昔のアルバムに「edge of the knife」というのがあります。
「ナイフの先っぽ」:一番危ないとこっていう意味でしょうか?
それともロック界の中で最先端を走っているメッセージなんでしょうか?
まあ、どうでもいい話ですが、まあ、物事の最初の方と言う意味でしょう。
話を戻すと
端午というのは5月の始まりという意味に解せます。
また、5日になった由来は午「ご」と5「ご」という読みが重なるので、5月5日を端午の節句としたそうです。
5月5日は5月の初めのころですからね。
そして、5月は季節の変わり目で、体調を崩したり、それが原因でなくなる人が多かったようです。
今でもよく季節の変わり目に人がよく亡くなったり、精神的な病気になってしまう人は確かに多いです!
そこで、5月に悪いものが自分の家にまいこまないように、そして家族皆が健康で5月を乗り越えられるようにと、
悪いものを追い払うという「菖蒲の葉を玄関に飾ったり肉や野菜など栄養満点のちまきを食べる」風習がはじまったようです。
ではなぜ日本で5月5日が子供の日に決まったの?
それは、国が戦後、国民の祝日を決めた際に5月5日を「こどもの日」と定めたというのが一番の理由です。
所謂「祝日法」といういつやつですね。
こどもの日とは、「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する」という日と決められています。
こどもの日は端午の節句の日でもあるので、男の子のお祝いの日というイメージが強いですが、実は男の子でも女の子でも関係なくお祝いをする日なのです。
男の子の日というイメージが強いのは、5月5日に菖蒲の葉を玄関に飾ったり、菖蒲湯に入るという事が関係しています。
武士の時代、武家では、菖蒲は「尚武」と読みが同じことから、男の子のお祝いというイメージが強くなり、さらに強い男の子に育ってほしいという願いから兜や五月人形を飾るようになったのです。
五月人形を飾る謂れの詳細はこの記事で!
また、鯉のぼりは「鯉の滝登り」が由来しています。
鯉の滝登りには、出世などを意味し、子供が将来立派に育ってほしいという願いが込められているという事なのです。
鯉は滝を登ったあと龍にかわるとも言われています。「昇龍」という言葉です。
では、なぜこどもの日に、「母に感謝する」という意味があるのか?
そしてもう一つ大切な事が、こどもの日には「母に感謝する」という意味があるという事。
初めて知ったという人も多いのではないでしょうか?
こどもの日は今では男の子が主役のお祝いの日というイメージがありますが、決して男の子だけではありません。
女の子の成長も合わせて祝ってあげるとともに、産んでここまで健康に育ててくれたお母さんにも、しっかりと感謝をしましょうというメッセージもあるんです。
知りませんでしたね。勉強になりました。
以上が私の調べた結果です。
「なるほど!」と思っていただければ嬉しいです!
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になってしまいすみませんでしたm(_ _)m
になってしまいすみませんでしたm(_ _)m
になってしまいすみません。
ブログランキングからきました。
子供の日が何で5月5日になるのか?
詳しくて読みやすいです。
また拝見させていただきます。
ありがとうございました。