2014年05月04日
(脱IT業界、脱SE)ブラック中小ITに入ってしまったら。。。ブラック中小ITにしか内定をもらえなかったら。。。part2
初めての方、初めてまして
2回目以降の方、ご愛読ありがとうございます。
前回は学生さん向けに、ブラック中小ITにしか内定を貰えなかった場合について
書かせてもらいました。
次は、誤ってブラック中小ITに入ってしまった場合について書かせて頂きます。
当然ですが、今後の動きとしては3点に集約されます。
@会社に残る場合
A転職を行う。(脱IT)
B転職を行う。(IT業界内)
@会社に残る場合
個人の家庭の条件などにより転職が難しいこともあると思います。
その場合取る手段としては、会社の中で優位なポジションに行く事しかありません。
幸いIT業界は、スキルと経験さえあれば、顧客からの信頼が得やすい業界です。
顧客の信頼と満足度=会社でのポジションの向上と考えればいいかと思います。
顧客の満足度を得るためには、やはりスキルの向上が一番かと思います。
ではスキルとはどのようなスキルのことを指すのか?
・問題点の明確化
・いかに簡単に解決するか?
以上の2点が挙げられます。
IT系の知識も非常に大切ですが、顧客の信頼と満足度というの意味合いでのスキルは
業務知識を踏まえたソリューション能力のことを指すことが多いです。
というのは、エンドユーザーはITの知識や興味などはさほど持っていない場合が多いです。
ただ、自分の業務が短略化されるか否かそれしか興味がありません。
(現在手間が掛かっている部分をシステム化することで解消されることを期待しています。)
この場合重要になってくるのが、
問題の明確化には業務知識が必須です。
システムで言う業務要件のfixです。
つまり、ユーザーの業務作業を詳しく知ることです。
ユーザーの要望に隠された問題点がないのか否か?本当の原因はどこにあるのか?
明確化とは、本当の問題点と原因を探る事です。
その上で最適な業務体系を提案することです。
決してユーザーの言うとおりにシステムを構築することではありません。
(よくIT業界でコミュ力が必要といわれるのはこの為です。)
次にいかに簡単に解決するか?ですが、ここは専門知識を持っている人ほど難しい事です。
逆説的に聞こえるかも知れませんが、プログラミングの鬼といわれる人ほど、
簡単に解決できる事を最新の技術を使って解決したがります。
本当にその技術を使わないと解決できない事であれば良いのですが、
もっと簡単にできる解決方法があるにもかかわらず、
難易度が高い技術を持って解決したがります。
もっと言ってしまえば、システム導入する事が果たして解決に繋がるか否かという事
も考えるべきです
ピエロも実際あったことですが、そのときの上司と顧客と話あった結果、
システム導入よりも簡単なエクセルのマクロやvlookupを使用することで
解決できると判断し、システム導入を見送ったことがあります。
(営業さんはかなり困った顔をしていましたが。。。)
ただ、顧客側とすれば、余計なお金を使わず済んだことと、
時間的にも早く解決できた利点がありました。
結果的には、自分たちのチームは最後まで、その現場に残ることが出来ました。
@会社に残る場合のまとめとしては、
上のポジションに行く事。
顧客の信頼と満足度を得る。
その為のスキルを取得する。
(・問題点の明確化 ・いかに簡単に解決するか?)
ブラック企業なので、コネや媚を売ることも必要となるかもしれません。
もしかすると、その方が上に行きやすいのかもしれませんが、
ここでは自分の出来る範囲での解決方法を提示させていただきました。
もし、それでも駄目な場合でも、顧客側の会社より
ヘッドハンティングされる可能性が高いのが今回提示した方法です。
また、会社に残る場合でも「自分の健康と家族が犠牲にならない」という条件を
設けた方がいいでしょう。
どんなに厳しい状況でも体を壊したり、家族をすべて犠牲にしなければいけないのであれば、
即転職を決意されることをお勧めします。
今回はここまでとさせていただきます。次回は
A転職を行う。(脱IT)、B転職を行う。(IT業界内)
を紹介させていただきます。
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