2016年08月02日
少子化による影響 Part1 (ブラック企業消滅??)
初めての方、はじめまして
2回目以降の方、ご愛読ありがとうございます。
ピエロです。
長い、長い間放置して申し訳ありません。
プライベートでいろいろとありまして、、、
それはさて置き、
今回は「少子化による影響」について、ご紹介させて頂きます。
トピックスとしては、以下の通りです。
@少子化の原因
A少子化による労働人口減
B少子化でブラック企業が消滅
C自動化などの労働効率の向上
D衰退する業種、職種
@少子化の原因
まずは、少子化が起こる原因の説明をさせて頂きます。
いくつかの理由は専門家の間で議論されていますが、ピエロの考えは、
今の若者に結婚し、出産を行い、子供を育てるだけの経済的余裕がない事
が一番の要因だと思います。
昔のように、給料が年齢と共に増え、定年まで定職に就ける保障は
残念ながらありません。
また、今の20代〜30代の若者といわれる層は、好景気を経験したことがなく
「バブル以後続くデフレ」、「リストラ」、「倒産」、「失業」などのリスクを
多く目の当たりにした結果、経済的なリスクを避ける傾向になってしまいました。
そのため、経済的な余裕がないため、家庭を築き、子供を育てる人間が少なく、
今の少子化という問題が発生したと考えます。
他の要因としても、女性の社会進出による晩婚化、保育施設などの慢性的な不足
など社会的な要因もあると考えられます。
しかし、女性の社会進出が本当の理由で、少子化が起きているのでしょうか?
その可能性は低いように思います。
なぜなら、今の結婚適齢期の未婚の女性の多くは専業主婦を希望しながら、
経済的理由で社会に出て、働いています。
つまりは、女性が望んで社会進出をしているのではなく、
経済的にやむを得ずしている事が多いのです。
つまり、女性の社会進出→少子化ではなく。
経済的な逼迫→女性の社会進出→少子化なので、
まずは経済的な問題を改善しなければ、問題は解決されません。
また、保育施設などが増加すれば、少子化は減少するでしょうか?
これも可能性は低いように思います。
一部の共働きを行っている家族については、恩恵となると思いますが、
低収入の若者にとっては、結婚が1つのハードルとなっており、
未婚の低所得者には恩恵はそれほどありません。
A少子化による労働人口減
これは、以前ブログにも書かせて頂きましたが、少子化が慢性的に発生すれば
働き手(20〜60歳の年齢層)が減少し、労働力の減少を引き起こします。
そのため、現在では、65歳まで会社に残り、働くのが普通となっています。
つまり、労働力確保のため、定年が60歳から65歳へと引き上げられたという事です。
B少子化でブラック企業が消滅??
このように書くと、現実味があまり感じられないかも知れませんが
実際、ブラック企業が少なくなる可能性は高いと思います。
労働人口が減少するという事は、若い労働力が貴重となり、
優秀な労働者の確保は企業にとって、重要度が上がります。
その結果、企業としては、貴重な人材を他社に奪われないために、
賃金を上げる、労働時間の短縮などの労働環境の改善を余儀なくされます。
(今までの通り、激務薄給では人材は他社に奪われてしまいます)
改善を行わない企業は、人材の流出が頻発し、そう遠くない未来に
業務が立ち行かなくなります。
そのため、ブラック企業はこの先生きていけなくなる可能性が
高いと考えられます。
また、企業が安易にリストラが出来ないようになります。
労働人口が少ないため、人を新しく雇うことも安易ではなくなるため
リストラをしたは良いが、会社を支える働き手がいなくなり、
組織の存続が危ぶまれるという事にもなりかねません。
ちなみに、ピエロの勤めている会社でも、業務改善や賃金の見直し、
有給取得率の向上は本社から会社方針として厳命されています。
今回は@〜Bまでをご紹介させていただきました。
次はC〜Dまでを書かせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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