2021年06月06日
今、出来ること 〜東日本大震災から10年 自分なりに振り返ってみた〜
2021年3月で、東日本大震災から10年を迎えました。あの日、お仕事の都合で千葉にいた私は、自然災害に遭遇し、自宅への帰還が困難になった者を指す、帰宅難民とか帰宅困難者と呼ばれる人達になりました。ビルが大きく揺れ、机の上の書類やパソコンが倒れたりガラスが割れたり...窓の向こうでは、石油コンビナートから炎と黒煙があがり、映画やドラマでしか見たことが無いような光景が、そこにありました。
そして、ビルの外に出てみると...地面がひび割れ、液状化現象という現象で、辺り一面が砂と水に覆われていました。家族の無事を確かめるために家路を急ぐ人々や避難しようと右往左往する人達で溢れていました。
なぜ、その時に、その場所に居ることになったのか。そして、なぜ無事だったのか。そんな自分が、出来ることは何なのか...今の自分にしかできないことは何なのか...そんなに、簡単に答えが出ることではないと思う。そして、何の権力も持っていない、たった一人の人ができることには限りがある。そんなことも、わかってはいるけれど...どんなにちっぽけなことでも、人のためになることかもわからないけれど...今、自分ができることを自分なりのやり方で続けて行こうと思いました。
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