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2020年02月16日
”インスリン抵抗性”ってご存知ですか?
”インスリン抵抗性”ってご存知ですか?
インスリンって血糖を下げるホルモンと習ってきますが、血管の中のブドウ糖を肝臓、筋肉、臓器、組織に移行させる唯一のホルモンです。
だから、血糖が下がります。
グルカゴンだけでなく、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、甲状腺ホルモン、ストレスホルモンである副腎皮質ホルモン、ヒスタミンなどは血糖を上げるホルモンで、肝臓や筋肉にストックしてあるグリコーゲンを分解してブドウ糖を血管内に放出させるホルモンです。
糖質過多の食生活を送っていると、過剰なブドウ糖は貯蓄のために、インスリンがたくさん出てきて、肝臓や筋肉にブドウ糖の集合体であるグリコーゲンを作らせるだけでなく、中性脂肪として内臓脂肪に蓄えさせます。
インスリンが1出て、ブドウ糖を1、組織に移行させることができていたことが、インスリン3出さないと、ブドウ糖を1組織に移行できなくなることを、”インスリン抵抗性”といいます。
インスリンを出す細胞である膵臓の中のランゲルハンス島内にあるベータ細胞がインスリンの出し過ぎで必要量が出せなくなる病気が2型糖尿病です。
カロリーを保ち、糖質を制限し、筋肉が一番豊富にある体幹や大腿筋に負荷をかけるだけで、インスリン抵抗性が改善することが知られています。
ウォーキングが雨でできない時は、自宅で、背もたれのある椅子を使って、腹筋とスクワットをされるのも一法です。