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2016年04月28日

久米田夏緒 ボクラノキセキ13巻感想(ネタバレ注意!)

広木が七浦に詰め寄って終わった12巻。
13巻は槙ちゃんの回想から始まり、また広木と七浦のシーンに戻ります。

ボクラノキセキ(13) [ 久米田夏緒 ]

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感想(1件)




自分も遺恨だらけだから、誰も責めないから黒幕を教えて強力しようと話す広木。
しかし七浦は黒幕を吐いた時点で終わりだから1人で黒幕の目的を暴くの一点張り。

前世でゼレストリアを裏切った行為を後悔するが故の孤独の選択。
もどかしいなぁと思うけど、まだまだ読者に解明されてないことのが多いですからね。


一方、ユージン王子だと仁科に告げた晴澄。
仁科からゼレストリアに裏切り者がいたことを聞きます。

私が気になったシーン。
仁科がなんで自分が王子かもと思ったか晴澄に聞き、晴澄は仁科の耳元で答えます。
赤面する仁科。

晴澄!何を言ったんだぁ〜!?(笑)

その後の「あの小娘が尻軽だった可能性もある」

って発言からして夜のことかしら・・・?(笑)


その後は皆で集まり、晴澄、広木が知り得た情報をまとめます。
戦争の裏に教会がいて、教会の依頼でゼレストリアの中に誰か裏切り者がいた。
そしてモースヴィーク軍の手引きをしたと思われる。

そんな中でも晴澄は現在の生活、場所を守るため、過去のことは断罪しない、ブレない宣言をします。
カッコイイね〜(笑)


そして七浦と別れた槙ちゃん。
今までのことを広木に話す約束をします。


シーンがコロコロ変っていきます。

テスト中、前世のことを思い出している大友。
自分は教会が戦争に関わっていることを知っていた。
ただ、それが使命だから自分の感情では動かない。
そう思っていたのにいざ戦争が始まるとベロニカが心配で城に戻っていた。

城から出てから間もなく城を壊滅状態にした魔法が発動され、
ゲイル司教が予定より早いと発言したため、ベロニカが危険な状態だと思ったのです。

恐らく槙ちゃん=シドニーはカルロとペアで行動していたため、
城に戻ったカルロを追い、城で魔法で絶命したのだろう。

そして使命だと割り切って惨事を当たり前だと言う神官リュカに回復魔法を施さず見捨てたことも思い出します。

放課後、その件について神官仲間である御堂に話します。
御堂と西園は戦争については知らせれておらず、ゼレストリアに味方するために城に残る決断をしてました。


ここで、今までの話の合間合間でカラオケ襲撃事件の動画を気にしてる生徒、ベロニカ姫のピアスに似た飴玉が教室に転がり落ちたりと伏線が張られていた話が進みます。

カラオケ襲撃事件の動画を見た生徒=阿部がその飴玉を見て前世を思い出してしまいます。
前世の戦争時を思い出してるらしく、パニックで昔の言葉で騒いでます。
話の内容からして本国から来たモースヴィークの騎士らしい。


手嶋野は慌てて瀬々にトイレにでも隠れているように指示します。
思い出さないようにね。

阿部の発言でやはりあの魔法の発動は王子の指示の元だったことが分かります。

錯乱した阿部は仁科にユージン王子を断罪するから引きずり出せと命令。
魔法を使おうとします。

一方瀬々は逃げる途中に晴澄の中学時代からの友達、上岡に女子トイレにかくまってもらます。

また戻って錯乱した阿部。
晴澄が本国から攻め込んで来た騎士かを確認します。
そして戦争の真実に近い阿部に力を貸して欲しいと頼みます。

しかし、ユージン王子を恨んで死んでいった阿部は言う事を聞かずに魔法を放ちます。
御堂と大友が神官の防御魔法で応戦する中、上の階で見ていた七浦が晴澄の前と飛びおります(笑)

そして今度は槙ちゃんと広木のシーンに。
ここで七浦陣営のメンバーを知ります。
槙ちゃんの話と七浦の話が一致しているので双方ともに嘘はないと確信。

そしてアシュレイの言葉が行動原理であることも確信。
ベロニカ王女を守るという約束のために動いていることも分かって嬉しそうな様子。

阿部の騒ぎのせいで学校の先生達も騒ぎにかけつけます。
晴澄が阿部は阿部であることを忘れるなと諭し、阿部も少しは落ち着いた様子。

が、最後の苦しみが忘れられない阿部の心の中にはユージン王子への憎しみが・・・。
ユージン王子は城を壊滅状態に陥れた危険な魔法を発動できる存在。
野放しにはできない!

一連の騒動について先生達も何かあるのではと疑心暗鬼の様子。
光の件についても調べようとする先生が・・・。

実はこの先生も前世と関係あったりして??
でも年齢的に関わりがあったとしたら戦争の大分前に亡くなってることになるから複雑そうだなぁ。

最後はカルロが戦争について知っていた、ベロニカを助けに戻ったって話を晴澄するシーンです。
そこで考えてしまう晴澄。
自分がどうにかしてれば・・・カルロは知っていたのに・・・色んな思いで困惑して終わります。

13巻はこんな感じで結構話が進んだなーって感じの巻でした〜。
14巻の発売が待ち遠しいです!

※漫画を実際に読んだ時の楽しみを残すため、あらすじ、感想はなるべくアバウトに抽象的に書いてます。
絵も綺麗だし、話も丁寧に作られているので実際に漫画を読むことをお勧めします♪※





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