2016年04月18日
第1回 『うしおととら』
みなさまどうも、はじめまして。
私こと、空夫が好き勝手に漫画のあら筋と感想を述べていくブログ、記念すべき第一回目でございます。
って、記念すべきとか言ってますが、そんなに大したことをする訳じゃないッス(笑
ここでは私が好き勝手に、ちょっとした感想を勝手に述べていって、皆さんにお勧めするといった、非常にシンプルな内容となっております。できれば生温かい目で見守っていただけたらなと思います(初っ端からガンガン保身に走っています)
さて、今回は藤田和日郎先生による、『うしおととら』でございます。
あらすじとしましては、以下の通りです。
『お寺の息子であるうしおは、蔵の掃除を頼まれ、偶然地下への道を発見する。そこには、古くより妖怪退治の道具として受け継がれてきた「獣の槍」があり、その槍で500年もの間壁に貼り付けられていた妖怪「とら」を発見する。妖怪の口車に乗せられ、うしおはその槍を引きぬいてしまう。妖怪とらは、500年ぶりの食事と称し、うしおを喰ってしまおうと襲いかかってしまう。
しかし、実はうしおは獣の槍の使い手で、その槍を使い、とらを組み伏せます。そして500年ぶりに解放されたとらの妖気に誘われて出てきた魑魅魍魎どもをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、そして最後には大勝利を飾ります。
けれども、これは単なる序章に過ぎず、これから待ち寄せる苦難を、二人は知る由もなかった。
冒険に次ぐ冒険、そして冒険の先にまた冒険!笑いあり、涙ありの妖怪活劇。時空を超えて、過去から現代に渡り、繰り広げられるドラマは興奮必至です。大昔より人々を苦しめてきた妖怪「白面の者」との因縁の鎖を断ち切ることはできるのか!?人間であるうしおと、妖怪であるとら、人と妖怪が手を取り合った先に待ちうける結末とは!?クライマックスはハンカチなしじゃ読んでいられないぜ!』
といった内容になっております。なんとも少年から大人まで、胸の熱くなるような王道の少年漫画じゃないかなと思います。
少々グロテスクな表現、いや、割となグロテスク表現が出てきますのでそれが苦手な方は厳しいかもわかりません。
それに主人公が今はやりのイケメンじゃなくて、「THE・古き良き少年漫画の主人公」って感じなのですし、絵柄も迫力はあるんですが、独特なので好みは分かれるかもしれません。だけど、それがいい。そのイモ臭さが良い。
世の中に絶望した主人公ではなく、泥をかぶろうが、泥にまみれようが、胸を張って前だけを見て希望を掴み取る。そしてどこまでも真っすぐで優しい主人公・うしおです。真の意味のヒーローとは、彼のことを言うのでしょうね。
そして、ラストにかけてのストーリーがまた良いんです。泣けるんです。感動するんです。これは本当に掛け値なしで泣けます。まさか少年漫画で泣かされるとは思わなかったぜよ。
それにかなりの大風呂敷を広げたかと思うと、ちゃんと伏線を回収して、綺麗に終わらせてくれたのも、お勧めするポイントの一つです。
多くの長編漫画で言えることなんですが、話が大袈裟になるとよくわからない方向に行ったり来たりしますが、
安心してください「うしおととら」はちゃんと終わりますよ。
絵柄はまぁ、先に述べました通り、少し独特です。まず絵柄が無理という方も少なくありません。しかし、その独特な絵がバトルに迫力を持たせているのもまた事実です。それに、読み進めている内に段々と絵がクセになるかもしれません。ゆくゆくは藤田和日郎ワールドの虜となるかもわかりませんよ。
この作品は絵柄だけで判断してはもったいない。そんな名作のひとつです。
最近アニメをまた作り直したそうなので、アニメから原作に入るのもまた一つの手じゃないかなと思います。
本当は「うしお」の相棒「とら」についても語りたかったのですが、長くなり過ぎるので、割愛させていただきます。
ということで、今回は「うしおととら」の紹介でした。この作品は一読の価値ありです。どうぞお試しください。
最後に今作の一番好きな名言で閉じさせていただきたいと思います。ネタばれを含みますので、それが嫌いな方は読み飛ばした方がいいかもしれません。
「今俺たちは・・・、太陽と一緒に戦っている!」
分かる人にはわかる。これ、本当にサンデー史に残る名言だと思います。
私こと、空夫が好き勝手に漫画のあら筋と感想を述べていくブログ、記念すべき第一回目でございます。
って、記念すべきとか言ってますが、そんなに大したことをする訳じゃないッス(笑
ここでは私が好き勝手に、ちょっとした感想を勝手に述べていって、皆さんにお勧めするといった、非常にシンプルな内容となっております。できれば生温かい目で見守っていただけたらなと思います(初っ端からガンガン保身に走っています)
さて、今回は藤田和日郎先生による、『うしおととら』でございます。
あらすじとしましては、以下の通りです。
『お寺の息子であるうしおは、蔵の掃除を頼まれ、偶然地下への道を発見する。そこには、古くより妖怪退治の道具として受け継がれてきた「獣の槍」があり、その槍で500年もの間壁に貼り付けられていた妖怪「とら」を発見する。妖怪の口車に乗せられ、うしおはその槍を引きぬいてしまう。妖怪とらは、500年ぶりの食事と称し、うしおを喰ってしまおうと襲いかかってしまう。
しかし、実はうしおは獣の槍の使い手で、その槍を使い、とらを組み伏せます。そして500年ぶりに解放されたとらの妖気に誘われて出てきた魑魅魍魎どもをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、そして最後には大勝利を飾ります。
けれども、これは単なる序章に過ぎず、これから待ち寄せる苦難を、二人は知る由もなかった。
冒険に次ぐ冒険、そして冒険の先にまた冒険!笑いあり、涙ありの妖怪活劇。時空を超えて、過去から現代に渡り、繰り広げられるドラマは興奮必至です。大昔より人々を苦しめてきた妖怪「白面の者」との因縁の鎖を断ち切ることはできるのか!?人間であるうしおと、妖怪であるとら、人と妖怪が手を取り合った先に待ちうける結末とは!?クライマックスはハンカチなしじゃ読んでいられないぜ!』
といった内容になっております。なんとも少年から大人まで、胸の熱くなるような王道の少年漫画じゃないかなと思います。
少々グロテスクな表現、いや、割となグロテスク表現が出てきますのでそれが苦手な方は厳しいかもわかりません。
それに主人公が今はやりのイケメンじゃなくて、「THE・古き良き少年漫画の主人公」って感じなのですし、絵柄も迫力はあるんですが、独特なので好みは分かれるかもしれません。だけど、それがいい。そのイモ臭さが良い。
世の中に絶望した主人公ではなく、泥をかぶろうが、泥にまみれようが、胸を張って前だけを見て希望を掴み取る。そしてどこまでも真っすぐで優しい主人公・うしおです。真の意味のヒーローとは、彼のことを言うのでしょうね。
そして、ラストにかけてのストーリーがまた良いんです。泣けるんです。感動するんです。これは本当に掛け値なしで泣けます。まさか少年漫画で泣かされるとは思わなかったぜよ。
それにかなりの大風呂敷を広げたかと思うと、ちゃんと伏線を回収して、綺麗に終わらせてくれたのも、お勧めするポイントの一つです。
多くの長編漫画で言えることなんですが、話が大袈裟になるとよくわからない方向に行ったり来たりしますが、
安心してください「うしおととら」はちゃんと終わりますよ。
絵柄はまぁ、先に述べました通り、少し独特です。まず絵柄が無理という方も少なくありません。しかし、その独特な絵がバトルに迫力を持たせているのもまた事実です。それに、読み進めている内に段々と絵がクセになるかもしれません。ゆくゆくは藤田和日郎ワールドの虜となるかもわかりませんよ。
この作品は絵柄だけで判断してはもったいない。そんな名作のひとつです。
最近アニメをまた作り直したそうなので、アニメから原作に入るのもまた一つの手じゃないかなと思います。
本当は「うしお」の相棒「とら」についても語りたかったのですが、長くなり過ぎるので、割愛させていただきます。
ということで、今回は「うしおととら」の紹介でした。この作品は一読の価値ありです。どうぞお試しください。
最後に今作の一番好きな名言で閉じさせていただきたいと思います。ネタばれを含みますので、それが嫌いな方は読み飛ばした方がいいかもしれません。
「今俺たちは・・・、太陽と一緒に戦っている!」
分かる人にはわかる。これ、本当にサンデー史に残る名言だと思います。
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