水分補給された水分は、胃や小腸から血液に吸収されます。
血液の水分は、60兆個の細胞に運ばれ、細胞内で行われているさまざまな化学反応の必須物質として使われます。
細胞内で使われなくなった古い水分は、老廃物となり血液に吸収されて、腎臓を介して尿となります。
胃や小腸から水分が血液に吸収される時の作用は熱の力で行われるので、冷たい水で胃や小腸の細胞が冷えすぎると吸収の働きが十分にできず、胃腸の中に蓄積になったり、下痢により、体外に捨てられてしまいます。
血液中の水分が細胞の中に取り込まれるのも熱の力です。
冷えた部分の細胞では必要な水分を十分に受け取れず、水分は細胞と細胞の間の細胞外液に溜まってしまいます。
これが、浮腫です。
不必要な部分に溜まり、必要としている細胞には水分不足の状態になります。
過度な喉の渇き、浮腫のときには、温めた飲食を飲みましょう。