ホルモンが、体のストレス状態を診断する
簡便なバイオマーカーになりうる点の研究結果です。
夕方のコルチゾールが高い人は
低い人に比べ脳の容積が
平均16ミリリットル小さかったそうです。
又、灰白質と呼ばれる
神経細胞が局在する部位が脳全般で
萎縮していることも判明しています。
さらに夕方のコルチゾールが高い
高齢者は認知機能検査で、
記憶力が低下しても思考処理速度が
遅い傾向が認められたそうです。
朝のコルチゾールが高い
高齢者は脳の容積が保たれ、
認知機能検査では思考処理速度が
速い傾向が示されていました。
朝のコルチゾールは基礎分泌能力、
夕方のコルチゾールは日常生活のストレスを
反映しているためと考察しているそうです。
日常生活のストレスを減らし、
朝のコルチゾールは高めに、
夕方は低めに保つことが重要になるということでしょうか。
※米国立老化研究所の
ミリヤム・ギアリングス博士らの研究グループ
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