2008年06月18日
給食試食会へ行ってきた!
今日は、次男の小学校で 『給食試食会』 があった。
まず、副校長先生より、給食の歴史を聞いた。
給食は
-------------------------------------------------------
明治22年(1889年) 今から120年前、山形より始まった。
貧困に苦しむ子どもたちに、お昼を食べさせてやりたいというのが、始めるきっかけだった。
その後、昭和18年に、戦況が厳しくなり、一時停止。
昭和21年に再開された。
それは、日本人の子供たちの体格の貧弱さを心配したアメリカからの救援物資からだった。
正確な日にちは、昭和21年12月24日。
聞いている時は、何も感じなかったが、その日って、クリスマス・イブ♪
なんて、ステキなクリスマスプレゼント。
そして、給食は再開され、当初、12月24日から一週間は、給食週間だったが、今は冬休みに入るために、一ヵ月ズラして、1月24日から一週間が給食週間ということだ。
-------------------------------------------------------
また、給食は、ただの 『お昼ご飯』 ではなく、学習指導要領で定められている、学習の一環だという。
そして、これから改正される指導要領では、『給食』 は、より重視されるらしい。
それは、栄養のバランスを考えて自分の体に対峙し、自己管理能力を高めて、生活習慣病を予防するできる大人になってほしいという国の考えだという。
給食を通して、人生を学ぶ・・・
そーなんだぁ・・・
私も給食を食べて育ったし、長男も小学校だけだけど、給食に お世話になった。
しかし、そんなに重要な役割があったとは知らず、ただ、美味いか・好きか・嫌いかとか、自分勝手な目線でしか給食を考えたことがなかったが、
勉強だと知ると、嫌いなものも食べるのも挑戦であり、学びなんだね。
好き嫌いの多い次男にも、よく教えてあげよう。
その後、栄養士の先生より素材の説明があった。
素材は、できるだけ国産を使い、化学調味料は一切使わず、出汁やスープなどの 『うま味』 も始めからとるということだ。
そして、お楽しみの試食♪
ビビンバ・五目スープ・杏仁豆腐・牛乳
ビビンバ
具は、豚肉を良く炒め、(砂糖・醤油・みりん・にんにく・生姜・豆板醤・白ゴマ・ごま油・白みそ・水)で煮込んだもの。
もやし・人参・青菜を茹でて冷やし、(ごま油・醤油・酢を煮立たせたもの)であえる。
なます をのせた。
五目スープ
豚肉を生姜と炒め、人参・タケノコ・玉ねぎを炒める。
スープを入れて、調味。
生姜汁を入れる。
杏仁豆腐
牛乳を粉寒天で固め、切る。
砂糖で作ったシロップと果物とあわせる。
食後にデザートって、〆って感じで、しっくりくる。
給食でも、食後に子供にデザートを出してくれるのって、親としても嬉しい。
ビビンバの野菜は、シャキシャキとして、新鮮さが感じられ、野菜の美味しさを実感。
五目スープのスープは、鶏ガラを熱湯で茹でた後に、流水で20分ほどさらしてアクを出してから、ゆっくりと一時間半、濁らないようにとったスープだそう。
その上、カツオと昆布からも出汁をとっているというので、本当に、優しいんだけど、コクがあって、こんな贅沢なスープを給食で出しているのか!と驚いた。
牛乳も 『ビン』 に入っていて、紙パックじゃないせいか、美味しい!
ゴミも出ないし、ECOだ。
食後、調理師さんからも、話しを聞けた。
まず、残留農薬についてだが、
農薬の中には、洗い流すことによって、取り去ることのできるものがあるという。
学校の調理では、三層に分けて洗浄、最低でも三回は洗っているんだそうだ。
洗い流すことによって、栄養素が流れてしまうという懸念もあったが、よく洗った方が、農薬がとれ、化学的な味も消え、美味しくなるという。
私も、添加物が入っていそうなものを食べると、喉の上辺りが痛くなる。
何故だか分からないのだが、特に外食などの時に感じる。
家では、なるべく無農薬のものを取り寄せているので、家で、そのような痛みを感じることはないので、私は添加物とか残留農薬のせいだと思っている。
そして、一見キレイに見える 『もやし』 は、本当は、とても汚れているので、さーっと洗うだけではなくて、何回も洗ったほうがいいそう。
そして、子供の肥満ということの質問が出て、
今回いただいた 『杏仁豆腐』 だが、262人分を作るのに、砂糖は、たった1キロしか使っていないという。
とっても甘くて美味しい杏仁豆腐なのに、たったソレしか砂糖が使われていないとは驚いた。
普段、家庭では不用意に砂糖を使い過ぎていると実感した。
それから、これからの季節、食品が傷みやすい。
肉は一旦、ボイルしてから炒めたりするほうが安全らしい。
肉や魚も買ってきたら、パックから出して、アルミ箔に包みなおして冷蔵庫に入れた方が、アルミ箔が温度を下げる効果があるので、より鮮度を保てるという。
しかし、早く食べるに越したことはない。
今回、給食試食会に参加したり、ぐるなびシェフBEST OF MENU 2008 決勝審査会へ行ってきたりして、最近、ニュースで騒がれている 『食の偽装』 など、悪いことをするのは、一部であり、食に携わる沢山の人が真剣に取り組んでいるのが分かり、食べることが大好きな私は、とても嬉しかった。
ただ、残念だったのは、出席した母たちの私語が多かったこと。
授業中なので静かにするように言われても改善されないばかりか、先生方の話しの最中でも喋っている。
そして、連れてきた幼い子どたちが、騒いだり何かを叩き続けても注意をしない親・・・
どーなってるんだろう・・・
他の学校でも、そーなのだろうか?
どーして、そういう事が平気でできるのか、不思議でたまらない!
まず、副校長先生より、給食の歴史を聞いた。
給食は
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明治22年(1889年) 今から120年前、山形より始まった。
貧困に苦しむ子どもたちに、お昼を食べさせてやりたいというのが、始めるきっかけだった。
その後、昭和18年に、戦況が厳しくなり、一時停止。
昭和21年に再開された。
それは、日本人の子供たちの体格の貧弱さを心配したアメリカからの救援物資からだった。
正確な日にちは、昭和21年12月24日。
聞いている時は、何も感じなかったが、その日って、クリスマス・イブ♪
なんて、ステキなクリスマスプレゼント。
そして、給食は再開され、当初、12月24日から一週間は、給食週間だったが、今は冬休みに入るために、一ヵ月ズラして、1月24日から一週間が給食週間ということだ。
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また、給食は、ただの 『お昼ご飯』 ではなく、学習指導要領で定められている、学習の一環だという。
そして、これから改正される指導要領では、『給食』 は、より重視されるらしい。
それは、栄養のバランスを考えて自分の体に対峙し、自己管理能力を高めて、生活習慣病を予防するできる大人になってほしいという国の考えだという。
給食を通して、人生を学ぶ・・・
そーなんだぁ・・・
私も給食を食べて育ったし、長男も小学校だけだけど、給食に お世話になった。
しかし、そんなに重要な役割があったとは知らず、ただ、美味いか・好きか・嫌いかとか、自分勝手な目線でしか給食を考えたことがなかったが、
勉強だと知ると、嫌いなものも食べるのも挑戦であり、学びなんだね。
好き嫌いの多い次男にも、よく教えてあげよう。
その後、栄養士の先生より素材の説明があった。
素材は、できるだけ国産を使い、化学調味料は一切使わず、出汁やスープなどの 『うま味』 も始めからとるということだ。
そして、お楽しみの試食♪
ビビンバ・五目スープ・杏仁豆腐・牛乳
ビビンバ
具は、豚肉を良く炒め、(砂糖・醤油・みりん・にんにく・生姜・豆板醤・白ゴマ・ごま油・白みそ・水)で煮込んだもの。
もやし・人参・青菜を茹でて冷やし、(ごま油・醤油・酢を煮立たせたもの)であえる。
なます をのせた。
五目スープ
豚肉を生姜と炒め、人参・タケノコ・玉ねぎを炒める。
スープを入れて、調味。
生姜汁を入れる。
杏仁豆腐
牛乳を粉寒天で固め、切る。
砂糖で作ったシロップと果物とあわせる。
食後にデザートって、〆って感じで、しっくりくる。
給食でも、食後に子供にデザートを出してくれるのって、親としても嬉しい。
ビビンバの野菜は、シャキシャキとして、新鮮さが感じられ、野菜の美味しさを実感。
五目スープのスープは、鶏ガラを熱湯で茹でた後に、流水で20分ほどさらしてアクを出してから、ゆっくりと一時間半、濁らないようにとったスープだそう。
その上、カツオと昆布からも出汁をとっているというので、本当に、優しいんだけど、コクがあって、こんな贅沢なスープを給食で出しているのか!と驚いた。
牛乳も 『ビン』 に入っていて、紙パックじゃないせいか、美味しい!
ゴミも出ないし、ECOだ。
食後、調理師さんからも、話しを聞けた。
まず、残留農薬についてだが、
農薬の中には、洗い流すことによって、取り去ることのできるものがあるという。
学校の調理では、三層に分けて洗浄、最低でも三回は洗っているんだそうだ。
洗い流すことによって、栄養素が流れてしまうという懸念もあったが、よく洗った方が、農薬がとれ、化学的な味も消え、美味しくなるという。
私も、添加物が入っていそうなものを食べると、喉の上辺りが痛くなる。
何故だか分からないのだが、特に外食などの時に感じる。
家では、なるべく無農薬のものを取り寄せているので、家で、そのような痛みを感じることはないので、私は添加物とか残留農薬のせいだと思っている。
そして、一見キレイに見える 『もやし』 は、本当は、とても汚れているので、さーっと洗うだけではなくて、何回も洗ったほうがいいそう。
そして、子供の肥満ということの質問が出て、
今回いただいた 『杏仁豆腐』 だが、262人分を作るのに、砂糖は、たった1キロしか使っていないという。
とっても甘くて美味しい杏仁豆腐なのに、たったソレしか砂糖が使われていないとは驚いた。
普段、家庭では不用意に砂糖を使い過ぎていると実感した。
それから、これからの季節、食品が傷みやすい。
肉は一旦、ボイルしてから炒めたりするほうが安全らしい。
肉や魚も買ってきたら、パックから出して、アルミ箔に包みなおして冷蔵庫に入れた方が、アルミ箔が温度を下げる効果があるので、より鮮度を保てるという。
しかし、早く食べるに越したことはない。
今回、給食試食会に参加したり、ぐるなびシェフBEST OF MENU 2008 決勝審査会へ行ってきたりして、最近、ニュースで騒がれている 『食の偽装』 など、悪いことをするのは、一部であり、食に携わる沢山の人が真剣に取り組んでいるのが分かり、食べることが大好きな私は、とても嬉しかった。
ただ、残念だったのは、出席した母たちの私語が多かったこと。
授業中なので静かにするように言われても改善されないばかりか、先生方の話しの最中でも喋っている。
そして、連れてきた幼い子どたちが、騒いだり何かを叩き続けても注意をしない親・・・
どーなってるんだろう・・・
他の学校でも、そーなのだろうか?
どーして、そういう事が平気でできるのか、不思議でたまらない!
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