2018年01月11日
アロマの心に対する作用と、体に対する作用。その2
こんにちは。まことです。
今日は体に効く成分とそれを含む精油を主な症状別にピックアップします。
肩こり
肩こりの症状には血行をよくすること、滞留している体液を循環させること、筋肉も緊張をほぐすことが肩こりの改善につながります。
そのためにはどんな成分が効果があって、どの精油が効果があるんでしょうか。
◆効果のある精油とその成分
・ローズマリーカンファ:血行促進作用、体液の停滞改善、新陳代謝の促進、鎮痛作用
ローズマリーカンファには、カンファという成分が多く含まれ、
血行を促進させる効果があります。
・スイートマジョラム :血行促進作用、加温作用、鎮痛作用
γ-テルピネンには静脈強壮・鬱滞除去作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
・ラベンダー :鎮静作用、鎮痛作用、筋肉弛緩作用
β-カリオフィレンに鎮痛作用があり、酢酸リナリルは心と体の緊張をほぐします。
・クラリセージ :鎮痛作用・鎮静作用、血行促進作用
ゲルマクレンDには鎮静作用、ミルセンには炎症を抑え、
酢酸ネリルには鎮痛作用があります。
またスクラレオールには女性ホルモンと似た作用があり、PMS緩和に役立ちます。
むくみ
むくみ改善には、体液の循環をよくすること、体内の水分を排出することが重要となります。
腎機能、肝機能を改善することと、リンパ液を上手に排出することが改善につながります。
◆効果のある精油とその成分
・サイプレス :リンパうっ滞改善作用、利尿作用
αピネンに血行促進、うっ滞除去作用、免疫向上作用があります。
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
・ジュニパーベリー :利尿作用、浄血作用、発汗作用、リンパうっ滞改善作用
αピネンに血行促進、うっ滞除去作用、免疫向上作用があります。
ミルセンは肝臓強壮作用、腎臓機能促進作用があり、浄血作用につながります。
・グレープフルーツ :利尿作用、血行促進作用、リンパうっ滞改善作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
αピネンに血行促進、うっ滞除去作用、免疫向上作用があります。
・スイートマジョラム :血行促進作用、加温作用、利尿作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
・ゆず :血行促進作用、疲労回復作用、冷え性の改善
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
・レモン :うっ血改善作用、利尿作用、リンパうっ滞改善作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
日本でもゆず湯など、柑橘系をお風呂に入れて保温効果を高める風習があります。優秀なのはリモネンなんですね。
冷え性
冷え性改善には、血行を良くすること、滞留している水分を除去することが必要とされます。あと、新陳代謝を上げることで、体温は上がりますので、冷え性の改善につながります。
◆効果のある精油とその成分
・グレープフルーツ :利尿作用、血行促進作用、リンパうっ滞改善作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
αピネンに血行促進、うっ滞除去作用、免疫向上作用があります。
・ジンジャー :血行促進作用、消化器強壮作用
ジンゲロールの血行促進作用 冷え症改善作用があります。
・ヒノキ :血行促進作用、うっ滞除去作用
αピネンに血行促進、うっ滞除去作用、免疫向上作用があります。
・スイートマジョラム:血行促進作用、加温作用、利尿作用
リモネンには血行促進作用、加温作用、利尿作用があります。
PMS(月経前症候群)
PMSは心にも作用するアロマを用いたほうが効果があります。内と外からのアプローチで効果が上がります。
◆効果のある精油とその成分
・イランイラン :ホルモン調整作用、鎮静作用、催淫作用、リラックス効果
ゲルマクレンdが沈静、通経作用があり、酢酸ベンジルの興奮作用で
女性ホルモンを活発にします。
・クラリセージ :沈静作用、女性ホルモン調整作用
スクラレオールは女性ホルモンと似た成分なので、PMSに効果があります。
・ラベンダー :鎮静作用、鎮痛作用、筋肉弛緩作用
β-カリオフィレンに鎮痛作用があり、酢酸リナリルは心と体の緊張をほぐします。
あと、女性らしい香りには、女性ホルモンを分泌させる作用がありますので、ゼラニウム、ローズも効果的です。
いかがでしたか?
体の不調があるときは、薬だけでなくマッサージを行ったり、環境も整えてみましょう。
次回はキャリアオイルのお話をしたいと思います。
まことでした。
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追記
※禁忌についてはこちらを確認ください。
『精油の禁忌事項について』
※マッサージオイルブレンド方法はこちら
『セルフマッサージの効果』
※入浴剤の作り方はこちら
『アロマバス』
□注意点 アロマセラピーは医療ではありません。精油の効果効能、心身の不調が確実に治るわけではありません。自己責任でのご使用ください。
禁忌事項もありますので、持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めします。
タグ:アロマ 症状 冷え性 肩凝り むくみ PMS マジョラム ラベンダー ローズマリー クラリセージ サイプレス ジュニパーベリー グレープフルーツ ゆず レモン ジンジャー ヒノキ イランイラン ゼラニウム ローズ
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