2010年04月30日
III号突撃砲
III号突撃砲 Sturmgeschütz III Sd.Kfz.142
最前線で歩兵を火力支援する場合、後方から砲兵による間接射撃があるが、それを装甲化された自走火器を最前線に持ち込み歩兵を直接火力支援するというフォン・マンシュタインの発想から具現化されていったのが突撃砲である。
当初このような歩兵の随伴自走歩兵砲の目的で生まれた突撃砲は、独ソ戦における戦闘で対戦車戦闘の任務が加わり、さらに戦車の絶対数が不足していた状況では、量産性が高い突撃砲が戦車の代用品としても使用される当時のドイツ軍の事情を反映した車両でもあった。
様々な事情を埋めるため突撃砲は大戦全期間を通じて生産され戦うことになる。
突撃砲は車高が低いため堅陣地への攻撃の場合、先頭に配備され歩兵を支援し、敵戦車から攻撃を受ければ楯となり、歩兵にとって最も頼りになる戦闘車両であった。
回転砲塔が無いため、敵をすり抜けてゆくような機動戦闘には不向きだが、陣地攻撃支援や防御戦闘の場合なくてはならぬ車種となってゆく。
突撃砲はA型からG型まで各種あわせて10500両あまりが生産され、ドイツ軍戦闘車両で最も多く生産された車両となった。
<III号突撃砲G型>
全長: 6.77m
車体長: 5.40m
全幅: 2.95m
全高: 1.85m
全備重量: 23.9t
乗員: 4名
エンジン: マイバッハHL120TRM 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
最大出力: 300hp/3,000rpm
最大速度: 40km/h
航続距離: 155km
武装: 48口径7.5cm突撃加農砲StuK40×1 (54発)
7.92mm機関銃MG34×1 (600発)
装甲厚: 11〜80mm
写真はG型
最前線で歩兵を火力支援する場合、後方から砲兵による間接射撃があるが、それを装甲化された自走火器を最前線に持ち込み歩兵を直接火力支援するというフォン・マンシュタインの発想から具現化されていったのが突撃砲である。
当初このような歩兵の随伴自走歩兵砲の目的で生まれた突撃砲は、独ソ戦における戦闘で対戦車戦闘の任務が加わり、さらに戦車の絶対数が不足していた状況では、量産性が高い突撃砲が戦車の代用品としても使用される当時のドイツ軍の事情を反映した車両でもあった。
様々な事情を埋めるため突撃砲は大戦全期間を通じて生産され戦うことになる。
突撃砲は車高が低いため堅陣地への攻撃の場合、先頭に配備され歩兵を支援し、敵戦車から攻撃を受ければ楯となり、歩兵にとって最も頼りになる戦闘車両であった。
回転砲塔が無いため、敵をすり抜けてゆくような機動戦闘には不向きだが、陣地攻撃支援や防御戦闘の場合なくてはならぬ車種となってゆく。
突撃砲はA型からG型まで各種あわせて10500両あまりが生産され、ドイツ軍戦闘車両で最も多く生産された車両となった。
<III号突撃砲G型>
全長: 6.77m
車体長: 5.40m
全幅: 2.95m
全高: 1.85m
全備重量: 23.9t
乗員: 4名
エンジン: マイバッハHL120TRM 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
最大出力: 300hp/3,000rpm
最大速度: 40km/h
航続距離: 155km
武装: 48口径7.5cm突撃加農砲StuK40×1 (54発)
7.92mm機関銃MG34×1 (600発)
装甲厚: 11〜80mm
写真はG型